ごしごしくんのお家(&取手聖書教会応援)Blog

パソコンやらオーディオ、DVD、ブルーレイなど日々の物欲の日記です。
あと取手聖書教会の出来事もフォローしています

MICRO BL-91 修理

2015-06-21 16:05:07 | オーディオ

今使っている、アナログプレーヤーMAICRO BL-91の修理記録です。

2年前に修理しました。写真は所々しか撮っていないのでわかりにくいかと思います。

スミマセン。

修理箇所はモーターマウント。

ベルトドライブの駆動モーターを手で触ってみるとガタガタ。

回転中に耳を近づけるとコスレ音もします。

きっとこれは、モーターのフローティング機構にガタが来ているんだろうと踏んで修理をはじめました。

まずは解体から。

 

1.ダストカバーを外します。

これは閉まった状態で真上に持ち上げれば外れます。

 

2.アーム下部からPHONOケーブルを抜きます。

 

3.アームをアームベースごと外します。

下の写真のキャップボルト6本を外せば外れます。

 

 

4.コントロール部の上板えお写真のネジ3箇所をコインで外して、取り外します。

5.ベルトを外します。

このとき手袋をして外すように。皮脂がベルトについてしまいますので。

 

6.ターンテーブルシートを外し、ターンテーブルの穴に指を掛け、ターンテーブルを外します。

といっても、きっときつくて外れないと思います。

私はプレーヤー自体を逆さまにしてみました。そうすると割とすんなり外れました。

それでも無理なら、センタースピンドルの裏側の固定ナットを緩めてセンタースピンドルごと外します。

 

7.プレーヤーの裏カバー鉄板を木ネジを外して、外します。

錆びていましたので、ペーパー掛けて塗装しました。

 

8.コントロール部3本の内ネジのあるピンのうち、両端のピンをマイナスドライバーでまわして、外します。

 

9.コントロール部が外れますが、配線が内部につながっているので、はずれないと思います。

私は、配線の色の確認のための写真を撮って、切断しました。

 

10.コントロール部を外すとモーター固定しているナットが3箇所現れます。

 

11.これをソケットレンチで緩めて外します。

 

12.ここで初めてモーターとご対面です。

ウチの場合はマウントベースがプレーヤー本体と癒着しており、本体の板が一部破損、はがれました。

これは木工用パテで補修し、塗装して平らにしました。

 

 

13.取り外したモーターです。

Aのプレートがマウントベース、Bがマウントゴムです。

マウントゴムが劣化してビスに対して隙間ができているのがわかります。

だから、ガタガタだったんです。

さいわい、左右方向(径に対して)のガタはありませんでした。

 

14.ここで修理ですが、このゴムは入手不可能。なのでまず、マウントベースから出ている部分をカット。

で上下の隙間はHDDマウント用のゴムワッシャーを何種類か買ってきて良いのを選び写真のように隙間をなくしました。

左右のガタは、古いマウントゴムが残っているのと、ゴムワッシャーもビスの径に対してきっちりのものを使いましたので問題ありません。

 

15.マウントベースとプレーヤー本体の間には厚紙を一枚挟みました。癒着防止です。

 

16.後は、逆の順序で復旧です。

配線は切断したので間違えないように半田付けで復旧。

 

17.ちなみに制御基盤はこれ。

コンデンサー等の交換も考えましたが、オシロとか持っていないし、知識もないので、キャリブレーションがずれたときの対処方法がないので、やめました。

それに、回転で特に不具合でていないし、多少あったにせよダイレクトドライブじゃなくベルトドライブでターンテーブルのイナーシャがかなり大きいので問題ないと判断しました。

 

18.復旧後、アームのオーバーハングを調整して完了です。

 

19.音出し、以前あったモーター部のコスレ音もなくなり快調です。

ご老体ですが、まだまだがんばってもらいます。

あっゴムのインシュレータも外して、紫檀の角材に変更しました。

劣化がひどかったのと、そのため高さが低くなり、PHONOケーブルの取り回しがやりづらかったので。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする