このはな日記

マスキングテープ専門店このはな店長日記。
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離婚のイメージ

2008年02月26日 10時31分30秒 | Weblog
離婚してから7年になるのですね。
いろいろあったけれど、今は親戚の距離感で交流があります。

実際、子どもたちには肉親ですし
わたしも17年間一緒に暮らしてきたわけですから
これは、あたりまえの自然な感覚なんですよね。

しかし、別居、離婚調停など当時は相当大変でした。
周囲の様子は、
「おきのどくに」と悲壮感が溢れていました。

離婚には辛い、悲しい、苦しいイメージがあります。
今思い返してみると
私以上に二人の子どもたちはこの
周囲から注がれる視線のダメージがあったんだろうな。
辛く悲しい気持ちをわかってあげていなかった、
二人には申し訳ないことをしたなと
思い返します。

当時は自分のことしか見えていなかった。
双方のエゴのぶつかり合いに他ならなかった。
ときづきます。



16日の中国新聞掲載から
ある方から電話をいただきました。

同じような境遇の方から「がんばって。本を書いてくれたら一番に買いますね」という励ましの内容でした。
その方は離婚ではなく死に別れでした。
「ご主人とはどうされたのですか?」の質問に
わたしは「離婚しました」と答えると
「それじゃぁいいですよ。私は死に別れです」
30代で他界されたそうです。

ご主人はこの方によくこう言っていたのだそうです。
「会社で嫌なことがあっても、家に帰ってお前の顔を見ると忘れることができるよ」って。

こんな言葉を言われたら
女性はいつも笑顔が絶やせなくなりますよね



離婚で「よかった」なんて言われたのは初めてだったし、
この方の話をして

感情のまま結婚し
感情のまま離婚した
未熟さゆえの結末だった。
苦しさ辛さも「自分かわいさ」のエゴでしかない感情。

とある意味すっきり気持ちに決着付けれました。
仲良くは出来ていますが、
今までどうしても相手や親へのもやもやしたわだかまりがありましたから。