アデヤッコ （パラオ）

昨日は横浜美術館で源氏物語千年記念展示をみてきました。紫式部のプロフィールと源氏物語誕生の背景、伝承過程により３つの源氏物語の発生。絵画、屏風、扇子等への展開。上流階級での素養に。江戸時代は３代将軍の娘の嫁入り道具になり、その後大名の婚礼の必需品になったりと変遷する。その後印刷技術の普及と簡易本の普及で庶民にも広がる。明治政府は不道徳として一部の絵を取り締まったこともある。その後英訳され海外でも存在が有名に。現在では数十カ国語に翻訳されているとのこと。１０００年を経て広がりを見せるパワーは人の本質をついていることと、紫式部の波乱の人生がオーバーラップするところなのかもしれない。
　
　写真はアデヤッコ、優美な魚にて。