アーバンタイム

日々の暮らしで思う事、ダイビングログ、ライフログ、BOOKS

バイオ燃料で、パンが消える

2008年06月09日 | books
国連の緊急食料サミットでは、バイオ燃料推進国(要するにアメリカ)のご都合であやふやな見解になってしまったが、バイオ燃料でパン(食料)が消えているのは間違いのない真実。
食料自給率が40%未満の日本は60%の食料を輸入し50%を捨てている。バイオエタノールの抽出は、サトウキビ、トウモロコシなどカロリーが高く美味しいものが効率がよく、廃材などでは収集がつかない。そもそも植物がCO2を吸収定着するから、食料を燃料とするとCO2が増えないカーボンニュートラルなど言う怪しい取り決めで始まった制度。原油高騰で、食料を利用しても燃料として採算がとれるようになったことが発端。そして中東にエネルギー主導権を握られたくないアメリカ(メジャー)の策謀が渦巻く。
そんな、アメリカでも風力発電の利用量が急速に伸びているようである。
とにかく、量が足らず、価格暴騰である。最貧国はたちまち飢餓になってしまう。日本だって米の自給さえおぼつかない。農家の平均年齢は60歳を超えている。霞ヶ関の青二才どもは現場にでて鍬を振い、田植え、草取り、収穫をすることしっかり体得してもらいたいものだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ixy910is 強化計画 | トップ | 驚きはないが、着実な進化を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

books」カテゴリの最新記事