アンフェアーな判定、亀田はヒールに徹するのか？

天気晴朗なれど、ジャッジは霧の中。昨日はあまり興味がなかったが、ボクシングの試合に偶然チャンネルがあったので７ラウンドくらいからTVを見てしまった。１位のランダエダ選手は、老練でディフェンスがしっかりしている、亀田のパンチは淡白でアナウンサーが絶叫するほど当たっていないようだし、相手には効いていない。ラウンド終盤にはランダエダに攻め込まれの繰り返し、１０ラウンド以降はかなり亀田は足に来ていたようでクリンチでかろうじて逃れていたように思える。ランダエダの正確なパンチが小気味良く決まっていた。TVの解説者も１２ラウンド終了直後は、亀田も簡単のチャンピンになれないと勉強になっただろうと優等生発言。ところがジャッジを見て呆然、ブーイングがでても良いような結果。どういう訳か、NHKは白井義男のチャンピオン奪取の話をぶつけていたし、前日あたりは他局はガッツ石松の話をしていた。
具志堅や、ガッツの発言が真実をついていたように思う。この内容でチャンピオンになるのは納得できない。
　亀田が、勝利内容に納得していたのなら、従来のパフォーマンスから涙はないだろう。演出ならできすぎだ。従来の亀田はヤンチャなヒールの振りをしていたが、勝利で泣いたことで幼児性と小物ぶりを発揮してしまった。（タイソンは本物のヒールだが）
亀田が男になりたいのなら、今回のチャピオンベルトを返上し、ランダエダと再試合を行うべきだ。いまの考え方ではチャンピオンの資質を疑われるだろうし、日本のボクシング会の汚点として長らく記録されていくだろう。
今回の試合では戦う前からランダエダの勝利が決まっていたように思える。前日の軽量でもジャブを飛ばしていた素晴らしくクレバーな男で試合スタイルでもジャブが正確、勇敢で素晴らしかった。
ダーティな話題に巻き込まれていないことを祈る。