季のまま彩時記

京都、奈良、大阪の四季折々の景色や、旅で見つけた風景などを写真に・・・

安曇野 のどかな原風景をめぐって

2014-05-21 19:55:14 | ツーリング
 
先週、剪定師Fと2泊3日のツーリングで信州安曇野へ行ってきました。
天候にめぐまれ、冠雪の北アルプスを背景にのどかな安曇野の田園風景を
ゆっくり散策できました。

2014/ 5/16(金)

木曜日、仕事を終えて帰宅したら、
キャンプ道具をバイクに積載し、
関ヶ原ICから名神に乗って中央道の恵那で降り、
剪定師Fと恵那のマクドナルドで待ち合わせ。

1時頃19号線を北上、途中、寒さと睡魔に襲われJR薮原駅で仮眠をしながら
6時頃安曇野に到着。

先ず最初に向かったのが、光城山と長峰山の頂上です。

桜の頃には、登山道沿いに植えられたソメイヨシノが桜並木の間から
北アルプスを望むことができますが、
今回は、時期が過ぎて葉桜となっていました。

山には雲が居座って動きそうにありません。残念です。


光城山(912m)の山頂からの眺め


長峰山(933m)の展望台から北アルプスと麓に広がる安曇野市の眺め

山から下りて、田園風景をゆっくり散策しました。


穂高神社付近 麦畑から




穂高神社付近 水がはられた田圃から

次に向かったのは、大王わさび農場。
脇を流れる蓼川は、クリアで水草が揺れているのがわかります。
わさびソフトクリームを食べましたが、わさびの風味が物足りませんでした。


三連水車


農場内を流れる蓼川付近の樹木

道祖神。

安曇野には、約600体の道祖神が地域の人たちの手で祀られている。

安曇野のそこかしこで
行き交う人々を見守る道祖神は、
災難を払い、農作や良縁を連れてくる
暮らしに根ざした守り神。
忘れかけていた絆や温もりの
大切さを思い出してくれます。
(パンフレットより)


「水色の時」道祖神 安曇野大橋付近


握手(1885)、ほか 等々力付近


彩色/握手(1841)、ほか 等々力付近


握手(1831)、ほか 等々力付近

キャンプ場。

かじかの里公園でキャンプ泊しました。
料金は、一泊100円と貧乏人には助かります。

利用者は、平日とあって、僕らともう一人の3人だけでした。


かじかの里公園入り口


テントを張っています。

2014/ 5/17(土)

4時半頃目が覚め、テントから出て、薄明かりのなか雲ひとつない常念岳が見えた。
はやる気持ちで、2人でキャンプ場を後にして長峰山へとバイクを走らせる。

長峰山の展望台に5時頃着くと、手前の雲は流れているのが分かるが、
山頂付近のどんよりした雲は全く動く気配がない。
山の天気は、改めて変わりやすいと思う。


長峰山の展望台より雲に覆われた北アルプスを望む

落胆し、6時半頃下山して、道祖神めぐりをすることにし、バイクを走らせる。


神代文字道祖神 南豊科付近



双対道祖神酒器像


安楽寺大門跡




NHK連続テレビ小説「おひさま」の舞台の記念碑

常念道祖神。
4月中旬~下旬には、両脇に桜が咲き人気のスポットとなっている。





れんげが一面に咲いている。


背景に常念岳が見える。


常念道祖神付近 水がはられた田圃に常念岳が揺れている。


穂高付近 田植えの風景




穂高付近 麦畑

「水色の時」道祖神の脇に流れる穂高川の支流。
クリアな水が藻を揺らして流れている。




思わず、「きれい~」と言葉が出てしまう。

池田町の北アルプス展望美術館へと向かう。
北アルプスに映える夕陽を期待し、6時30分頃まで待機するが、
期待むなしく、夕陽は拝めそうにありません。

しかたなく、キャンプ場へと引き上げる。


池田町 あずみ野池田クラフトパークより

2014/ 5/18(日)

4時頃、目が覚める。

昨日と同じく雲ひとつない常念岳がそびえている。
暫くすると、朝焼けに染まって赤みがかって見える。

今日こそ、北アルプスの絶景が見えると核心し、
今日は一人でキャンプ場を後にバイクを走らせる。

相棒の剪定師Fは、老体のため、キャンプ場でゆっくりするとのこと。


キャンプ場より、朝焼けの大滝山、蝶ケ岳、常念岳を望む

先ずは、風が出ない早朝で、水鏡に映る北アルプスを写真に撮ろうと
等々力付近の田園地帯へと向かう。

水がはられた田圃には、北アルプスを背景にのどかな原風景が水鏡となって
映し出され、今回のツーリングでのベストショットとなりました。


水鏡 等々力付近 コンパクトカメラで撮影


水鏡 等々力付近  


麦畑 等々力付近 コンパクトカメラで撮影


等々力付近 麦畑にて

次に向かったのが、長峰山の展望台。

遂に、冠雪した北アルプスと安曇野の絶景が眼下に一望できました。
ヤッター!


展望台


中央が常念岳(2857m)


常念岳


雪形(ゆきがた) 「常念坊」の見頃は少し過ぎ、「万能鍬」が出現しようとしている。

剪定師Fとは、8時に待ち合わせている碌山美術館の駐車場へと向かう。
落ち合って、最後に水鏡の田圃にて北アルプスをバックに記念撮影する。

3日間で今日は、最高の天気に恵まれ、
早々に帰るのがもったいないくらいの天候である。

観光センターに寄って、わさびの土産を買い、
8時30分に安曇野を後にする。


道の駅 木曽川源流の里きそむら


道の駅 大桑

19号線を南下し、剪定師Fとは、中津川ICで別れる。
中央道、名神を走り、関ヶ原で降り、舞鶴方面で無事、18時に帰路に着く。

3日間の走行距離、1,030Km

終わり




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