季のまま彩時記

京都、奈良、大阪の四季折々の景色や、旅で見つけた風景などを写真に・・・

梅雨空に咲くアオバナ

2019-07-21 20:34:50 | 滋賀県

7月21日(日) 梅雨空のもと数年振りにアオバナを見に行ってきました。

琵琶湖の東にある草津市ではアオバナが栽培され
今の時期、コバルトブルーの花びらが美しく咲き誇ります。

アオバナは、学術名を「大帽子花(オオボウシバナ)」と
呼ばれるツユクサです。

通常のツユクサに比べて大きく、栽培すると高さ1メートル、
花びらは直径4~5センチにもなります。

花びらを摘み取り絞って青色の液体とし和紙への浸透と
天日乾燥を繰り返してアオバナ紙が作られます。

そのアオバナ紙を水に戻すことによって
友禅染の下絵用染料として使用されます。



田んぼの一角に栽培畑があります。
散歩の人に聞くと、JAの栽培地とのことです。






此方は60数年にわたりアオバナを栽培してこられた中村さんの畑ですが
今では野菜畑に変わっていました。


丹精込めて栽培されたアオバナ畑




午後になると花びらはしぼんでしまします。


アオバナは名前のとおり梅雨に似合う花ですね。












此方は白色のアオバナ。




いつまでもアオバナが栽培される畑が残ってほしいですね。

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