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精鋭部隊の競走結果、近況等を中心に報告します。(1口馬主日記)
byジャパニ

アーバニティ近況

2007-07-06 22:50:06 | 一口馬主
引き続き常歩4000m、ダク1200m、周回コースで普通キャンター1200mを乗った後に、直線コース(1000m)を2本、ハロン17~18秒ペースで元気に駆け上がっています。今のところ脚元の状態は落ち着いていますが、もう後戻りだけはしたくありませんので、速め調教は無理をしていません。このメニューでしっかりと基礎体力が戻ってきてから速め調教を取り入れていきます。現在の馬体重は532kgとフックラして好馬体です。現3歳馬の大不振の中で最も痛手がご存知アーバニティです。G1馬の半弟、今をときめく角居厩舎、鞍乗は横山典騎手、マスコミ等にも大きく取り上げられ、それはそれは、私自身も有頂天でした。昨年の8月13日に札幌デビューを果たすもレース中に右前脚の第一指骨の骨折をしてしまいました。全治9ヶ月・復帰までに1年しかも復帰出来る保障が無いという、競走馬としては致命的な大怪我で現在もボルトが埋め込まれています。ちょうどお盆時期で高い飛行機を急遽手配して私自身も札幌まで応援に行きましたがまさかの悪夢でした。足を引きずるアーバニティの姿を見た時は、ドンキで頭を殴られたような強い衝撃に襲われ本当にツライ体験でした。帰りの空港で多くのプロゴルファーに出会うも興奮どころかため息ばかりでした。レース前からソエがあり気性難を心配されていましたがパドックでは元気が無く、身体は太く診せて、これは勝てないと直感しました。一度使って放牧予定でしたが今でもなぜレースに使うのかが疑問でシコリとして残っています。9月のツアーで再開した時舎飼で右前足を痛くて足を就けない状態、ビッコ姿で痛々しい姿を見た時は、涙が出そうになり思わず獣医さんにあたってしまい、調教師の代わりに何度もあやまってくれました。もう少しで1年が経ちます。復帰を目指していますが勝ち上がれるか分かりません。彼の能力に期待するしかありません。2歳戦が始まり時間もあまりありません、チャンスも少ないです多くて3戦でしょう。怪我をしてしまった事は取り返しがつきませんがアーバニティという馬が居たことがみなさんの記憶からこのまま無くなってしまう事が一番私には悔しいし残念な事です。


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