中学生 受験対応[英語・数学]学習講座

主に中学生を対象とした英語・数学の効果的な学力アップに役立つ学習サイト

高校入試と「不定詞の形容詞的用法」

2017年04月16日 14時21分53秒 | 中学英語

 




高校入試と「不定詞の形容詞的用法」


前回学習した不定詞の名詞的用法では



          ・不定詞が「動詞の前」にきて主語になる


          ・不定詞が「動詞の直後」にきて補語・目的語になる


          ・不定詞(句)は前置詞の目的語にはならない



ことを学習しました。



 不定詞が名詞の様子を表して(=修飾して)形容詞のはたらきを



することを不定詞の形容詞的用法といいます。



形容詞との違いは1つ「名詞の修飾の仕方」でしたね。つまり、



          形容詞 ・・・ 形容詞+名詞


          不定詞 ・・・ 名詞+不定詞



のように、不定詞は必ず「名詞の後に置く」決まりを忘れないで下さい。


        This is my [favorite] book.   「お気に入りの」本

        I have a book [to buy] today.   今日「買う」本


もう1つ大切なルールがありました。それは、



形容詞はふつう、「形容詞+名詞」のように名詞の前からその名詞を



修飾しますが、-thing, -one, -body代名詞形容詞が修飾する



場合は、必ずそれらの「後に」置きます。ですから、不定詞(句)は



さらにその後に置くことになります。



        I want a [cold] drink.   「冷たい」飲み物

        I want something cold [to drink].  何か冷たい飲み物 
            ← 「飲むべき」何か冷たいもの



それから、不定詞の形容詞的用法には



          「不定詞の形容詞的用法+前置詞」 という特別な形があり、



入試問題にもよく出題されます。



たとえば、「私は話し相手がほしい」
いう場合、「話すための人」


だから someone [somebody] to talk  としたいところですが、



不定詞(句)が修飾する名詞を後ろへ移動させると、



     → to talk someone [somebody]  となります。「人と話す」



     talk to [with] someone [somebody]  とすべきであり 〈to, with〉 が


足りないことがわかります。よって、「話し相手(話すための人)」


は  someone [somebody] to talke to [with]  としなければなりません。



次の演習問題を解いてみましょう。答えは次回。


            「(   )内に適切な前置詞を入れて、意味の通る文にしなさい」

              (1) 筆記用具がほしい。
             I want somthing to write (    ).

              (2) 筆記用紙がほしい。

                  I want something to write (    ).

              (3) 筆記内容がわからない。

                  I don't know anything to write (    ).



《不定詞の名詞的用法の問題》の答え


        (1) サッカーをするのはぼくたちにとってとても楽しい

            To play soccer is a lot of fun for us.   

        (2) 彼は先日横浜へ行こうとしました

            He tried to go to Yokohama the other day.


 《解 説》  


   (1): サッカーをするのは「私たち」ですが不定詞が主語の場合は
複数になりません。

   (2): 不定詞はto+動詞の原形」の形

 


 


知識の使い方が学べる学習講座!


 独自の学習法で目指す志望校合格へ 〉〉


 

 * 桜華塾の[英語・数学]対応講座  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿