MOON STONE

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カンボジア(3)

2005-09-14 19:42:09 | 男塾赤x桃
3日目、暗いうちに起きた二人は朝日を見にアンコールワットに行った。二人がついた頃には朝日を見に早くも観光客が来ていた。二人は朝日が美しく見えるところに陣取り、日の出の瞬間を待った。やがて朝日が雲の切れ目から顔を出し、遺跡を金色の光で照らす。朝日に照らされた遺跡は神代の時代を思わせる神々しさをたたえていた。
ホテルに戻り朝食を食べたあと、バンテアイ・スレイ遺跡を観光した。繊細な彫刻が施された紅色の砂岩で築かれた遺跡は、格調高く素晴らしい。東洋のモナリザ、と呼ばれるアンコール遺跡群で最も美しいとされるデバダーは、遺跡保護のため遠くからしか見られなかったが、それでも美しさ、妖艶さは変わらなかった。
中華料理の昼食をとり、ホテルで休憩をとった後、再び観光に繰り出した。ブリヤ・カーン遺跡、ニャっク・ポアン遺跡を見学したあと、シュリムアップ市内に出て、オールドマーケットを見学した。大して広くない敷地内に食材屋、雑貨屋、土産物屋、銀製品屋、生地屋が所狭しと並び、買い物客や観光客で賑わっていた。値引き交渉しながらの買い物は楽しい。銀製品屋で二人はおそろいのシルバーブレスレットを、桃はブラックペッパーとカンボジアシルクのクッションカバーを、赤石はコーヒーと壁掛け型の小物入れをそれぞれお土産に買った。
そのあと二人はサロンでタイ式マッサージを受けた。熟練したセラピストによるマッサージは足から始まり続いて腕、肩と続き、ヨガのような姿勢をとらされ、最後は頭皮で締めくくり、観光で疲れた体を癒してくれる。終わった後、体が軽くなるのを感じた。
ホテルで夕食をとった後、二人は誰もいないプールで泳いだ。王族の沐浴所を思わせるつくりのプールにはこの時間は誰もおらず、邪魔されることなくゆっくり泳げた。ひとしきり泳いだあと、二人はプールに半身を沈めながらキスを交わした。
舌を絡ませ情感を高めあう。唇を離すと蜜の糸がライトの光を受け、銀色に輝いた。「桃、俺だけのアプサラ、捕まえていないと天に戻ってしまう・・・」[先輩、俺を捕まえていて・・・」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ルビーを思わせる乳首を口に含み吸った。「・・・ァ、ああンゥ、やァ・・・ァ・・・」「もう固くなっているぞ・・・そんなに感じるのか・・・」「感じる、とろけそう・・・・」舌が乳首の上を淫らに踊るたび、桃の体はビクンと波打つ。
赤石は桃の乳首を吸いながら、空いた手をわきの下、わき腹、へその周り、背筋へと這わせ、熟れた果実を握ってしごいた。赤石の愛撫は時に甘く、時にブラックペッパーのように刺激的な快感を与える。快感に身を捩じらせる桃の姿は、舞うアプサラを思わせた。プールは客室から離れているので、宿泊客に見られる事はない。それでも見られるかもしれないというスリルと屋外の開放感が二人を大胆にさせた。
「・・・せん、輩、もう、出そうっす・・・」桃は赤石の手の中で達しそうになったが、赤石は直前で愛撫の手を止めてしまう。「ダメだぞ、自分ばかり気持ちよくなったら・・・」「先輩、おれも・・・」桃は赤石の脚の間に顔を埋め、雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「・・・ムグっ・・・ング、ンゥ・・・先輩の、大きいっす・・・」「も・・・も、ゥ、うますぎるぞ・・・」赤石は桃の頭を愛情を込めて撫でながら、うっとりとフェラチオの快感に身を任せていた。「・・・ゥ、う、桃・・・もう、で、出そうだ・・・・」赤石は桃の口腔に大量の果汁をほとばしらせた。
[先輩の、美味しいっす・・・]「桃、愛しているぜ・・・」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。プールサイドのライトが二人の肌についた水滴をダイヤのように輝かせる。
赤石は半身を水につかったまま桃をひざにのせるように抱くと、お尻の割れ目に指を入れ、蜜壷をかき回した。指先が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が水に溶ける。[お願いっす、先輩のが欲しい・・・指だけじゃ我慢できない・・・」[そろそろ入るぞ・・・」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「ヒイっ、イ、うう・・・ァ、先輩・・・」[ァ・・・あ、桃・・・すごく、いいぞ・・・」二人は水を波打たせながら腰を動かし、快感を求め合った。貫かれ熱くなった体を水が冷やし、再び貫かれ熱くなる、この繰り返しが狂おしいほどの快感を呼び起こす。突き上げるたびに明日帰国する寂しさを忘れさせてくれる。
[・・・ァ、先輩、もう、イ、イキそうっす・・・」[桃、まだイクな、俺が、先に・・・ァ・・・」赤石は桃の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。同時にキスを交わした。
桃は懸命にイキそうになるのをこらえていた。「まだもっているな。」「まだもっている・・・でも、限界が近い・・・」「ちゃんと我慢できたな、いい子だ・・・」赤石は桃の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。温かな口腔の快感に耐え切れず、桃は大量の果汁を流し込んだ。[桃の、濃いぜ・・・」[おかげで水を汚さずにすんだぜ・・・」[公共の場を汚さないのがマナーだ。コレはご褒美だ。]赤石は桃の頬に軽く口付けた。
オルガズムのあと、二人は水の中で抱き合い余韻を味わっていた。ほてった肌に冷たい水の感触が心地よい。[明日は最後の観光っすね。」「まだ湿っぽくなるのは早いぞ。それにエステの予定もある。」「そうですね。明日も楽しみましょう。」南国のつきに見守られ、二人はキスを交わした。

4日目の午前中、ホテルを出た二人は最後の観光に繰り出した。まずタ・プローム遺跡を観光した。遺跡に樹木の根が蛸の足のように絡みつく姿に大自然の脅威、壮大な生命力を感じた。
再びアンコールワットを見学し、クメール料理の昼食の後、ホテルに戻った二人はスパでマッサージを受けた。熟練したエステシャンの丁寧なマッサージとスクラブの感触が観光の疲れを癒し、アロマの芳香が夢見心地にいざない、帰国の寂しさを忘れさせてくれる。
マッサージのあと、二人はホテルの庭を散策した。庭に椰子の木が聳え立つ。
「気に入ったか、カンボジアは。」「気に入ったっす、待望の遺跡も見られたし、食べ物も美味しかったし、でももうすぐこの古都ともお別れだと思うと寂しいですね。」「また行けばいい、今回はいかれなかったがトレンサップ湖も素晴らしいところだと聞いている。」「まだ見ていない遺跡もありますね。また行きたいです。」椰子の木に見守られ、二人はまた行くことを約束するキスを交わした。
夕方、チェックアウトを済ませ、近くのレストランで夕食を食べたあと、シュリムアップ空港からホーチミンに出て、ホーチミンから日本行きの飛行機に乗った。飛行機が動き出すと、楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。[また二人で旅行に行きましょう。」「国内海外問わず、二人で思い出を作っていこう。」薄暗い機内で、二人は毛布の下で手を握って眠った。
二人を乗せた飛行機は東京へと向かっていった。

コメント:夏休みに言ってきたカンボジア旅行レポート男塾編です。ジャングルの中で遺跡を見ながらHさせるのも考えましたが、バチあたりなので結局ホテルでHさせました。カンボジアは素晴らしいところなので一度行ってみることをお勧めします。

2 コメント

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おお、ブログ開設ですか! (ちーまろ)
2005-09-16 00:50:41
オナ伝からすっとんできました。ということはこちらが新サイトってことでリンクを変更した方がいいですかね?これからもよろしくお願い致します。
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お久しぶりです。 (翡翠)
2005-09-16 22:01:43
わけあって、ブログという形で小説を公開することになりました。まだ、仮サイトですが時と場合によってこのままブログという形で進むかもしれないので、リンクを変更していただけると助かります。
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