MOON STONE

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体育館

2006-09-14 16:21:20 | ジョジョの奇妙な冒険
ある日の放課後、承太郎と花京院は体育館の掃除をしていた。本来、今日は二人は当番ではなかったが、緊急のバイトを入れられたクラスメイトに頭を下げられて引き受けた。掃除といってもモップで床をからぶきするだけだが、体育館は広く、二人で掃除するには手間がかかる。
「やれやれ、ずいぶん手間がかかる。引き受けなければよかった。」「仕方ないよ。さっさと済ませて帰ろう。」「それもそうだな。」面倒な掃除当番は早めに済ませてしまおう。
床全体にモップをかけ終え、後は隅に出しっぱなしになっているマットを片付けるだけ。「典明、そのマットの端を持ってくれ。」「いいよ。」二人はマットを片付けようとした。
「そうだ、承太郎。当番をもっと楽しいものにしよう。」花京院はマットの端を持った承太郎を後ろから抱くと、色づく唇に自分のそれを重ね合わせた。
「んっ…うゥ…」舌が口腔内で絡みつき、歯の裏までなめ取る。
「典明、こんなところじゃ…」唇が離れたとき、承太郎はそれだけ言うのが精一杯だった。「大丈夫だよ。今日は誰も体育館を使わないからゆっくり楽しめるよ。」
確かに今日は体育館を使う部活動は休みのため、部員が来ることはないだろう。しかし、部員以外の物が来るかもしれない。もし見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に官能を与えた。
花京院は承太郎をマットの上に横たえると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、シャツを口でめくり上げ、百日紅の花を思わせる乳首を口に含み吸った。
「…あ、ああゥ…やァ…」「承太郎だってもう固くしてるよ…感じてるんだね…」舌でつつき、軽く歯を立てるたび承太郎の体はびくんと波打つ。
花京院は承太郎の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと舌と指を這わせた。しなやかな舌と指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎の体は萩の枝のようにしなる。見られるかもしれないというスリルと、学校というセックスとはもっとも縁遠い場所で愛を交わしているという背徳的な思いが、二人を大胆にさせる。
「ここだってもうこんなだよ…」花京院は承太郎のズボンと下着の中から甘く熟れた果実を取り出すと、口に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい…」「あ…あン…ゥう…典…あき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、承太郎は身を捩じらせて快感をあらわす。その姿は初秋の風にそよぐ撫子を思わせた。
「…ァ、のり…あき…もう、で、でそうだ…」承太郎は花京院の口腔に甘く厚い果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足元に跪くと、ズボンのジッパーを口で下ろし、下着の中から取り出した果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ、んうゥ…典明の、甘い…」「じょう…太郎、なんて、う、うまいんだ…」花京院はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、承太郎の頭を愛情を込めて撫でた。
「…ァ、承…たろう、僕も…で、でそう…ァ…」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、甘い…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。窓から降り注ぐ初秋の日差しが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎をマットの上に仰向けに横たえると、足を持ち上げた。石榴色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「綺麗だよ、承太郎のここ…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ゥ、んゥ…あ…ああゥ…はァ…ァ…のり、あき…もっと、おくまで…」「承…たろう、よくしまって…すごく、いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。体育館に二人のあえぎ声が木霊する。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの時雨を降らせた。
「…ァ、典明…もう、だ、だめだ…イ、イクっ…ゥ…」「じょう…太郎、僕も、イキそう…二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムの後、二人はマットの上で抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に初秋の空気が心地よい。「当番は面倒だけど、せめて楽しく済ませたいと思ってここで承太郎を抱いたんだ。」「俺は典明とならどこででも愛し合える。典明の配慮がうれしいぜ。」「このマットを片付けたら帰って、僕の家でゆっくり過ごそう…」「ここでの続きになりそうだな。」二人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。
変わり行く季節を告げる秋蝉の声が聞こえた。

コメント:久しぶりに学校ネタを書いてみました。9月は中途半端な季節なのでネタが一番少ないけど、このような季節にはどの時期にも対応できる作品を書いています。