スペアリブの新しい味

４月２２日（月）８時４５分に起きる。雨戸を開けると、さわやかな
風が頬をなでる。薄曇りだけど、気持ちの良い朝だ。

昼過ぎから少し蒸し暑くなってきた。雲も厚くなって一雨きそうな雲
行き。夕餉のメニューが決まらないまま買い物に出る。
道々考えた末、思いつくままスペアリブをメインにする。他にミック
スサラダ、総菜２点。

スペアリブは、たまたまネットで見つけた土井善晴さんの「スペアリブ
の酢煮」に挑戦。油で炒める「甘酢煮」はよく作るが、油を使わない
「酢煮」は初めて。
調味料は酢１カップ、はちみつ５０グラム、しょうゆ小さじ２に水１カ
ップを足して鍋に入れ、スペアリブと一緒に煮るだけ。２０分ほど煮込
むと煮汁が少なくなりトロっとする。好みで塩と胡椒を振って味を調え
て盛り付け、空煎りした鰹節をまぶしていただく。この鰹節の風味もな
かなかのもの。
酢で煮たからか肉は柔らかく、蜂蜜の甘みと酢の酸味が絶妙に絡み、油
で炒めた甘辛煮とは違った優しい味になった。

今年はオオデマリの花付きがすこぶるよい。バイカウツギの木の陰に
なって、よく見えなかったが、近づくとたくさん咲いているのが分か
った。白に近い薄いピンクの丸い花が、枝にぶら下がるように咲いて
春風に揺れている。

　　　　＜春爛漫　オオデマリ繚乱＞