なんかヨウム?

デリケートな鳥達と
ぐうたらな飼い主の愛ある戦いの日々♪

そこに居るのに気づけなかったこと

2012年03月28日 | 


前回の記事とは逆に
すぐそばに居るのに気づけなかったことがありました
いつものようにカメラ目線してるロン助

ロンの身体に異変が起こっていました



父が退院の日
いつものように朝鳥たちを起こし、いつものように体重測定
皆変わりない中ロンだけが前日よりもかなり体重が減少していました
あれっ?と思いながらロンに「どしたー?」と話しかけると
ロンの右目が瞑ったまま開いてない
目ヤニかな? 爪で引っ掻いて傷つけちゃったのかな?
元気はあったから以前病院で処方していただいた目薬点眼しながら様子を見ることに

その後まぶたが閉じっぱなしということはなくなったけどまだ気にしてるようなので
数日間点眼続けてました
以降体重の大幅な減少はなく放鳥中はカークン追いかけて発情もしているし大丈夫かな…
でも、点眼したときに異変に気づいたんです
右側からの動きに反応鈍いことに

ロン、もしかして右目見えてない?

その日はかかりつけの病院が休診日だったので翌日電話して連れていきました
ロンだけだと大騒ぎになるのでカークンの健康診断も兼ねて二羽で診察

眼球診察の結果、ロンの右目は既に失明しているとのこと

以前かかった感染症が再発して菌が眼に入ったんじゃないかとの見解でしたが
その日受けた糞・そのう検査ともに問題はなく

一緒に行ったカークンも

糞・そのう検査どちらもクリア

現在ロンの右目

こうして瞑っていることもあるけれど


この状態で見えていないとは信じられず…
日常生活も普通に出来ていたせいもあり発見遅れました

失明は体重が激減したあの日ではないと思います
あの時は本当に瞼を傷つけたか何かしらの炎症で食欲なくなって食べれなくなったもので
視力自体はもう少し以前から少しずつ弱まっていた気がします

こんなに近くに居るのになかなか気づけなかった
見えなくなっていく右目に不安を感じていたであろうロンに申し訳ないです
なんとかして左目だけでも守らなきゃ

当のロン助はというと

相変わらずあちこち隙間に入って遊んだりカークン追って飛び回ったり
着地も失敗しないから左目はちゃんと見えてるのでしょう

それでも日に三度点眼しなければならないため
その都度保定することは人間嫌いのロンとってはこの上ないストレス
そのせいか体重が戻りません
元々食が細くやせっぽっちだからこれ以上痩せてほしくない…

先生に診ていただいて薬も処方されて通院も決まってるしロンも元気はあるから大丈夫!
そう思って前向きに捉えてはいたつもりですが
病院へ行った翌日から数日間、朝起きた瞬間に胃痛

そしてものすごく久しぶりに他界した幼馴染が夢に出てきてお茶に誘われました
「木曜日か金曜日に待ち合わせてお茶しようよ…」
あまりに自然すぎて起きてからも暫くそのつもりでいたくらい…
…ちょっとヘタレ気味かも

大丈夫!と思っても毎朝鳥たち起こしてロンの顔見るまでの緊張感
胃痛はこのせいだな…多分

しっかりしろー!と自分に言い聞かせながらも
こうして記事として報告するにもパワーが必要でした

ここ数年いろんなことが次々とあり、少しずつだけど逞しくなった気がしてたけど
バブリーナだわ
(意味:「まだまだだよ」)


そーだね、もっともっとしっかりしなきゃだね
ロンのほうがずっと逞しいです



いつ何があるか分からないのだから
『今』をしっかり見つめて大切に過ごさなければ…
日々感じてます




  いつも見にきてくださってありがとう
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そこに居るから気づくこと

2012年03月27日 | 鳥とよもやま話


2月に体調崩し緊急入院したsas_p父ですが
同世代の友人達からも親の看病・介護・介助の話が聞こえてきます
在宅・入院・通院
その形は様々ですがみんな一生懸命です

父の入院していた病院は
医師・看護師・栄養師・清掃士みなさんとっても丁寧にケアしてくださいました
それでも身近で付き添っていると色々感じるところは出てくるものです
今回父の入院では夜間介護を経験したsas_p
父のベッドの隣に簡易ベッドを設置して仮眠しながら介護していたのですが
夜間数回見回りに来てくださる看護師さんたちが出入りするたび響くドアの開閉音
日中は気づかなくても寝静まった病室ではその都度ビクッとしました

自由に動ける患者さんなら問題ないことも自分の思い通りに動けない患者や
思うように希望言えない繊細な方々はきっと色んなことガマンしてるんだろうな…
「入院してるんだからガマンしなきゃ…」という考え方もあるでしょう
でも、入院していつもより沢山の制限があるのだからこそ
少しでも快適に過ごせなきゃダメなんじゃないかなーと考えた
病院の方針もあるから何でもアリではないけれど感じたところ自己流にやっちゃおう
怒られたら止めればいいや…
ということで看護師さんたちの目を気にしつつも勝手にお部屋改造!

これが意外にも看護師さんたちに好評で
「アイデア満載ね!早速他の入院患者さんにも勧めてるんですよ」
と言っていただけたの。。。心の広い方ばかりで良かった

今現在入院していたり、今後そういう機会があったとき
少しでもヒントになればと思いsas_pやりたい放題お部屋改造の一部をご紹介します

まずドア
バタンバタン煩いなら音しないようにしちゃえばいいのだ

1.カチャっという音はテープ貼って押し込んで防止
2.バタンという音はティッシュたたんで厚みをつけてテープで貼って防止
これだけで無音です
「雑」とか「見た目悪い」とかカンケーないね(byきょーへーしばた)

あまり動けない状態だったので病室内に設置されたポータブルトイレ
部屋に暖房入れてるとはいえ高齢者にとっては便座のひんやりだけでも堪えるもの

ドラッグストアや100均で売ってる貼るだけタイプの便座カバー
これだけで身体の冷えが全然違います

病室には引き出し付きのテーブルもありましたが
基本寝姿勢の患者にとっては置きづらいもの
子供や高齢者は手先も動かしにくかったりするからなるべく近くに
取りやすく物を見失いにくくするために

ベッドの落下防止枠に100円ショップで買ってきたネットや小物入れをくっつけちゃう
両脇に設置にました

ずっと一緒に居れるわけではないので家族がいないときに分かりやすいよう
洗濯物は小分けしてビニール袋に入れその物の名前を記しておくと便利

自分で着替えるときも分かりやすいし
看護師さんが介助してくださるときにも手間を省けて好評でした

そして本人希望の愛犬(駄犬)写真
変化の少ない入院生活は日にちの感覚が鈍りやすいので目立つところにカレンダー貼るのもアリ

我が父は遠慮して物事言えないタイプではないので希望はしっかり言ってきます
「壁が殺風景だからマリーの写真欲しいね」
「ハイハイ」
しかも入院途中で写真交換の大サービス(笑)


更に実物連れてきて病室の窓から見えるところでコミュニケーションのオプション付き

かな~り遠くなのに窓越しに大騒ぎでした

入院中父に大好評だったのがコレ

髪の毛にスプレーして頭皮マッサージしたあとよく拭き取るだけ
清潔はもちろんのこと、スーっとして気分がリフレッシュされるそうな

病院によって方針があるから何でもアリというワケにはいかないし
日常生活のリハビリも大切だから介助するバランスも気をつけつつも
できるだけ快適がいいですよね 



鳥たちとの生活も同じ
何年一緒に暮らしても日々発見があり改善の繰り返し
鳥達から教わることもいっぱい

そうだね。。。しっかり見守らなきゃだよね

そこに居るから気づくこと
でも、そこに居るのに気づけなかったこともあります
次回そのことについて書きます




 いつも見にきてくださってありがとう
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早速…こんなんなりました

2012年03月22日 | 


先週の金曜日に病院退院したsas_p父
無事退院を済ませて、心配おかけした友人に報告メールをしました
その中の一名 種類サル
 「いろいろ心配かけちゃったけど退院したからまた遊びにおいでや~」
「はーい!じゃあ日曜日に行きまーす
「え?」



早っ!!!
ということで二日後


素早い行動力のPちゃん
いろんなお祝いいっぱい持って愛娘小脇に抱えてみなとまち上陸
久し振り(といっても一ヶ月半程度だけど…)にオッチャンとの再会を喜ぶちゅらっちょ
気付けばPちゃん一緒に夕飯食べて愛娘オッチャンに託して帰っていきましたとさ

あっぱれPサル

翌日お天気も良かったので一名増えたヘタレ~ズ
みんなで  ひなたぼっこ

こんな日常の穏やかさが有難く思えます
ね…あかちゃん


さて、Pちゃん来たなら
先日北の町から送られてきた作品みんなで仕上げようじゃないか!


北の町のサブちゃんだけが笑顔の状態で届いた羊毛の額
残りのメンバー3人で仕上げてみました


サブちゃん おやびん作
ぴこりん&ちゅらちゃん P作
カークン・ガンタン・ロン・グー・サラ美 M太郎作
キー・マー・ひめ丸 sas_p作

ひゃだ!台無し~とか言うた?
宝物です 

更に二日後ちゅらっちょお迎えに来たP
ハイソな夕飯差し入れしてくれてまた3人で一緒に夕飯食べて
チャッチャと洗い物してくれて帰っていきましたとさ
勝手知ったるみなとまち
ありがとう



 いつも見にきてくださってありがとう
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あれもこれもありがとう

2012年03月17日 | よもやま話


更新滞りな当ブログ
実は2月中旬sas_pの父が体調崩し入院してました

父の様子がおかしいいと実家から連絡があり駆けつけると息をするのも苦しそうな状態でした
いろんなことがあったんだけど
それを詳しく書くと病院批判になりかねないので自粛しますが…
今回父が緊急入院に至るまでに二ヶ所ほど
別の病院で検査・診察受けてました

「胃腸からくる風邪です、自宅で安静に療養してください」

その二日後更に体調悪化し知人の医師を頼って診察を受け
その場で緊急入院決定
診察結果は先に受けた二ヶ所の病院とは異なるものでした

日中と比べるとどうしても夜間は看護師さんの手が足らなくなるようなので
夜間付き添いの許可を頂き
容態が安定するまでの約10日間は夕方病院へ行き翌朝帰る生活してました

入院から半月経ちあらゆる数値も落ち着いてきたのでようやく詳しい検査にこぎつけ
カテーテル手術にて治療可能との診断いただけました

いつの間にかもの凄く気弱になったsas_p母
病院から呼び出しの電話があっただけでマリー抱えて涙ぐんでる状況だったので
あくまでポジティブな説明だけして父の容態が安定するまでは面会もNGにして
詳しい検査を終え投薬による治療効果良好と担当医の説明いただいて
初めて母に現状と今後の治療を話しました

本格的な検査結果が出るまでは想いを留めていた父
検査結果の説明を受けたあと、病室で私と二人になったとき
「思ってたよりずーっと良好だ!本当は今回ばかりは覚悟してたんだよー」
って、父の本音を聞きました
(実際のところ決して軽いものではなかったんですけど本人的には良かったらしい)
「おや、珍しく弱気な発言ですな御主人」と笑いとばしたsas_p

手術は成功しました
局部麻酔によるカテーテル手術なので時間も短いし意識もあり笑顔で病室に戻ってきた父
術後の処置をする間廊下で待つよう言われ独り廊下に居たとき
そぉいえばこの病院から富士山が見えると聞いたことを思い出し
その方角へ行ってみると


見事な雪化粧の富士山が!
入院から1ヶ月近くして気づいた景色に感激

担当医に呼ばれ術後の説明を受け、実家で待機してる家族に知らせ
やっと気が抜けました

術後落ち着いてから、父に入院当初のことを話しました
入院翌日の朝 病院から呼ばれ兄と私が担当医から受けた説明は
最善の治療を心がけていきますが衰弱が激しいので
年齢的にも体力的にも考えると入院中お亡くなりになる可能性もあります
現時点での容態は『重症』です
というものでした

手術は成功しても高齢には変わりないし今後も投薬等の治療は続きますが
今はたくさんの『ありがとう』を…



急なことだったので予定してた友人との約束も次々キャンセルや延期させてもらう中
2月中ちゅらちゃんのホームステイ約束してたPちゃん
事情説明して今回NGさせていただいた数日後いつものように病院行く支度してると
目潤ませながらメロンとイチゴ持って玄関に立ってました
素直で行動力あるPちゃんらしい優しい応援にウルッときたけれど
当時かなり気が張っていたから涙はセーフ
ありがとう
食事制限厳しかった父に代わりM&Sガッツリいただきました

先日の東日本大震災の日が誕生日という、なんとも複雑な想いのsas_p
その日はまだ父の手術前だったから尚のこと
重い気持ちを抱えたままいつものように病院へ行く準備をしていたら
度々鳴る家のチャイムと携帯メール

友人達からいろんな形で「誕生日おめでとう!」と
同時に父へのエールが届きました

ありがとう
プレゼントもメールもひとつずつ開くごとに幸せな気持ちになれた中
涙腺ヤラレた贈り物がありました

ひとつはmikarinさんから届いた父へのお守り

早速病院へ持って行きメッセージと一緒に父に手渡しました

そしてもうひとつが北の僻地生息の珍獣おやびんからの贈り物
親戚の会のこどもたち一同の羊毛作品

一瞬「仕上がってないやんけ」と思いきや
「目はそれぞれの親が入れるのよ、共同作品よ」
のメッセ-ジが…



震災への想いを改めて考えるべき日に
私自身が大きなパワーをいただいてしまいました
ありがとう
みんなの友情に感謝


 父、退院しました 



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あれから…

2012年03月11日 | 鳥とカメ


東北や関東の各地に多くの傷跡を残したあの日から
一年が経ちました
2011年3月11日 横浜のみなとまちも震度5強を観測しました

日頃ヒッキー生活なくせにこの日に限って出かけていたsas_p
横浜駅西口の大きな交差点で信号待ち中の車内にて被災
道路が波打ち ビルや電柱がゴムのようにグネグネ曲がり
ビル屋上の貯水タンクからなのか水が道路めがけてザパーっと落ちてくる中
あちこちの建物から飛び出して右往左往する人々
信号機は全て機能停止し行き交う車たちも戸惑いブレーキを踏む
遊園地のアトラクションばりに畝ねる陸橋の上を走りぬけひたすら家路を目指したあの日

幸いにも鳥たちのケージもカメ吉の水槽も落下はしませんでした

地震直後職場から駆けつけたM太郎によってラックから床に下ろされたケージ

被災地仙台の義父とも地震発生直後に一度だけ連絡取れ
食器や棚の上のものは落下したけれど大きな破損もケガもないと聞き一安心
みなとまちも地震直後から停電になったので
その時被災地で何が起こっているのかの情報を目にしたのは電気復旧した日付が変わる頃…
テレビのスイッチを入れて愕然としました

余震の度に怯える鳥たちに声をかけなだめながら一晩過ごし

地震でパニック起こしたときに擦り剥けた顔のグー
翌朝もまだ怯え気味でした

あの日からいろんなことがありました
半月後急逝した義父も震災の犠牲者だと思います

数字には表されてないけれど人間以外にも多くの尊い命が震災の犠牲となり
一年経った今も悲しい現実は続いてます

あの日の不安を教訓に改善された鳥部屋

ラックから床置きに換え安定感のない棚も撤去ケージも頑丈なステンレス製に交換

この子達を連れて避難所生活するのは困難と思うから
家の中で出来る限りの安全確保をしなければ…

暫くは怯えがちだったグーも

今は平和そうな顔して寛いでます

ヘタレ~ズ全メンバーも穏やかに過ごしてます


何をどこまで準備しても『完璧』なんてものはないけれど
大きな悲しみの中から教えられたことを肝に銘じ守っていかなければと思います



『あの日』からずっと追い続けた被災地の仲間
その生存の知らせをネットで目にしたときの震える想いと溢れた涙
彼はその名のとおり今日も元気いっぱい生きてます

元気くんのママはあの日からずっと走り続けてます
御自身が被災者であるにも関わらず休むことなく走ってます
あの時何が起こったのか 目の当たりにした現実 その時必要なこと
体験者にしか解らない『現実』を伝える活動を続けてます

日本中が一年前の今日を振り返る今年の3月11日
被災地に暮らす方たちはまだ振り返る余裕もなく日々が精一杯
私たちは一年だからどうのこうのじゃないんです
あの日からずっといまだに地震と津波に向き合っているのです
そうお聞きしました
あれから一年。。。震災はまだ終わってません

2012年3月11日

一年を振り返れる余裕のある者たちが今一度何をすべきか
考える区切りのための日なのかもしれません



私が震災から学んだこと
日頃からの危機管理
友情
そして『今』を大切にすること
いつ何が起こるかわからないのだから今を大切にしなければ…
そう思うのです




私信
今日の日にいろいろな形で繋がってくれたお友達の皆様
 ありがとう 
あとでメールさせていただきます




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誰もが無敵になるとき

2012年03月08日 | 


大雪降ったかと思えば春のような暖かさになったり、また寒さ戻ったり
体調崩しやすいこの時季みなさまお達者?

相変わらず雑用に追われる日が続いてるためなかなか写真編集できないので
ちょっと前の『日常』から蔵出し画像



みなとまちで天下無敵(と本人『鳥』は思ってるの)はサラ美ですが
どの子も等しく無敵になれる瞬間があります
それは…

パソコン前でうつらうつら始めたとき

ここ陣取られたら何もできましぇん

同じ陣取りでもこういう場合は

サッサとどいてもらいます

しかしひと度

こんなポーズとられた日にゃもーおてあげ
更に

降参でごしゃります 


いつも見てくださってありがとう
 ヘタレ~ズ皆元気にしておりまーす 




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