なんかヨウム?

デリケートな鳥達と
ぐうたらな飼い主の愛ある戦いの日々♪

あれから…

2012年03月11日 | 鳥とカメ


東北や関東の各地に多くの傷跡を残したあの日から
一年が経ちました
2011年3月11日 横浜のみなとまちも震度5強を観測しました

日頃ヒッキー生活なくせにこの日に限って出かけていたsas_p
横浜駅西口の大きな交差点で信号待ち中の車内にて被災
道路が波打ち ビルや電柱がゴムのようにグネグネ曲がり
ビル屋上の貯水タンクからなのか水が道路めがけてザパーっと落ちてくる中
あちこちの建物から飛び出して右往左往する人々
信号機は全て機能停止し行き交う車たちも戸惑いブレーキを踏む
遊園地のアトラクションばりに畝ねる陸橋の上を走りぬけひたすら家路を目指したあの日

幸いにも鳥たちのケージもカメ吉の水槽も落下はしませんでした

地震直後職場から駆けつけたM太郎によってラックから床に下ろされたケージ

被災地仙台の義父とも地震発生直後に一度だけ連絡取れ
食器や棚の上のものは落下したけれど大きな破損もケガもないと聞き一安心
みなとまちも地震直後から停電になったので
その時被災地で何が起こっているのかの情報を目にしたのは電気復旧した日付が変わる頃…
テレビのスイッチを入れて愕然としました

余震の度に怯える鳥たちに声をかけなだめながら一晩過ごし

地震でパニック起こしたときに擦り剥けた顔のグー
翌朝もまだ怯え気味でした

あの日からいろんなことがありました
半月後急逝した義父も震災の犠牲者だと思います

数字には表されてないけれど人間以外にも多くの尊い命が震災の犠牲となり
一年経った今も悲しい現実は続いてます

あの日の不安を教訓に改善された鳥部屋

ラックから床置きに換え安定感のない棚も撤去ケージも頑丈なステンレス製に交換

この子達を連れて避難所生活するのは困難と思うから
家の中で出来る限りの安全確保をしなければ…

暫くは怯えがちだったグーも

今は平和そうな顔して寛いでます

ヘタレ~ズ全メンバーも穏やかに過ごしてます


何をどこまで準備しても『完璧』なんてものはないけれど
大きな悲しみの中から教えられたことを肝に銘じ守っていかなければと思います



『あの日』からずっと追い続けた被災地の仲間
その生存の知らせをネットで目にしたときの震える想いと溢れた涙
彼はその名のとおり今日も元気いっぱい生きてます

元気くんのママはあの日からずっと走り続けてます
御自身が被災者であるにも関わらず休むことなく走ってます
あの時何が起こったのか 目の当たりにした現実 その時必要なこと
体験者にしか解らない『現実』を伝える活動を続けてます

日本中が一年前の今日を振り返る今年の3月11日
被災地に暮らす方たちはまだ振り返る余裕もなく日々が精一杯
私たちは一年だからどうのこうのじゃないんです
あの日からずっといまだに地震と津波に向き合っているのです
そうお聞きしました
あれから一年。。。震災はまだ終わってません

2012年3月11日

一年を振り返れる余裕のある者たちが今一度何をすべきか
考える区切りのための日なのかもしれません



私が震災から学んだこと
日頃からの危機管理
友情
そして『今』を大切にすること
いつ何が起こるかわからないのだから今を大切にしなければ…
そう思うのです




私信
今日の日にいろいろな形で繋がってくれたお友達の皆様
 ありがとう 
あとでメールさせていただきます




  いつも見にきてくださってありがとう
現在多忙状態が続いているため今暫らくコメント欄閉じさせていただいてます