深海の青い月

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アニメ“つよきす Cool & Sweet”感想記

2006年11月24日 19時17分10秒 | 漫画・アニメ
つよきすにはまってしまい、遂には今更ながらアニメまで見てしまいました。堕ちる一方です。


でもネットとかで前々から芳しくない評判は耳にしていたから覚悟はできていた。それでも見てしまったのはハマってしまった者の悲しい性というものでしょう。


変更された点を挙げると・・・
声優のキャスティングが変更(スバル、テンチョー役を続投した子安“仕事を選ばない”武人の名演も空回りっぽく聞こえてしまい残念)
キャラデザインが変更(上画像を見れば一目瞭然)
・主人公がPS2版で追加登場のヒロインだった近衛素奈緒に変更


オリジナルの“つよきす”からハマった小生からすれば、どれも大切な肝が取り除かれていたわけで、オリジナルに拘りのある人は全体に渡る違和感を感じる事は間違いなく、あちこちネットで感想を拝見させてもらうと途中で見るのを断念した人も多かったみたい。


そして失敗作と言われているけれど、そりゃそうだ。ファンは主人公に対して見せるヒロイン達のツンデレっぷりと学生生活を見たかったのに、主人公がツンデレ女性では原作主人公の対馬レオと他ヒロイン達の絡みも限定されてしまうし、各々のツン→デレの過程も書き込めるわけない。


つまり製作サイドが原作に対して理解が足りなかっただけの事で片付いてしまう。実際脚本担当者が原作を未プレイだったり、放映前から不穏な空気プンプンだったみたい。


結局自分も第一話から違和感を感じ続け、鑑賞しても「ふ~ん、それで?」的な感じで、まるでシベ超を見ている時のような感覚だった。そういえば最終話は作品のそれまでの過程を全否定してしまうオチだったけれども、ある意味作品を通して感じられるダラダラ感にはぴったりなオチだったんじゃないのかとも思ってしまった。そういえばそこもシベ超みたいだ。


でも全てが悪かったわけじゃない。後半に素奈緒がレオと乙女姉さんの仲良い姿を目撃するシーンは、姉魂の夢が叶ったワンシーンだった。「もう・・・だらしないなお前は」と言いながらもレオのYシャツを直してくれる乙女姉さんには心躍ってしまいました。そして遂には素奈緒とタイマンで「私はレオが好きだ」、「お前のようなだらしないやつにレオはやれん」と命がいくらあっても足りない台詞をはいてくれる。


もしレオと乙女中心に描かれていたら私は命を落としていたかもしれません。だからこそストーリーが素奈緒中心に描かれていた事が惜しいことこの上ない。OVAでもいいから、作画変更の上、レオ中心のストーリーで発表を切に望むものである。


ところで“きゃんでぃそふと”つながりで、柊家&犬神家のお姉ちゃん達が何気なく登場していたのはファンには嬉しいおまけだった。けれど海お姉ちゃんを胸無しサイドにカテライズしたのはいけねぇな。いけねぇよ。やっぱりわかっていなかった。


次は“つよきすコミックアンソロジー 竜鳴ツンデレ白書”感想記で会いましょう

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