今月はなかなか当たりの漫画が多かった感がある。
それで何も書かないのも何かもったいないので、タイムリーさには欠けるけど未見の作品に興味を持ってもらえたら少し幸せ。まずはこちらから
オトメン 乙男(5) 菅野文
実は一巻から買い続けてたんだけどレビューする機会に恵まれず、この際にようやく紹介。そもそも「『オトメン』てなんじゃらホイ」と思う方も多いだろうけど、ウィキペディアから引用してしまうと
乙女的趣味・考えを持ち、料理・裁縫など家事全般に才能を発揮する。また乙女な心を持ちつつ、男らしさを兼ねそろえた若い男性のこと
です。表紙が今回アレだけど別にアッーな内容ではないので注意。でこの漫画、オトメンな正宗飛鳥と超鈍感かつ古きよき日本男児的趣味・言動をもつ都塚りょうの関係を軸にストーリーは進むのだけれど、続々登場する第二・第三のオトメンも「その手があったか!」と意表を突かれる属性持ちなのでインフレ感も皆無。
この最新巻では飛鳥の良き友人、充太(実は少女漫画家)の漫画授賞式エピソードが個人的には白眉。作者コメントだと不本意な点も多かったようだけど、充太の漫画家志望動機も描かれててギャグも冴えていたし。あと城の内先生のインパクト最凶。
余談だけどやまとなでしこコンテストのエピソードで黒髪ロングの先輩がハラグロ当て馬キャラでカックンときたZE★
ヘタリア Axis Powers 日丸屋秀和
web漫画の時から笑わせてもらっていた国擬人化歴史漫画が書き下ろしを加え堂々の単行本化!世界史好きには楽しめることうけあい。イタリアのヘタレっぷりに爆笑せよ!なおあまり世界史知らない人でも歴史上の出来事には注釈がついているので問題はないかと。しかし日本は歴史的なタブーがある意味ないからフリーダムだなアとつくづく思いました。
なお難しそうでちょっと手がのびない・・・という方はweb漫画版を是非読んでみてください。こちらからどうぞ。
となりのネネコさん(2) 宮原るり
この漫画も一巻が面白かったのにレビューする機会を逃した不遇な作品。昨年末と今年に入ってからも延期が続き血の涙を流した記憶が生々しいものの、その涙も大量の書き下ろしページとオールカラーで報われた!
顔がどう見ても猫だけど「猫畜生」(※本人談)が大嫌いな謎の転入生佐藤ネネコと周囲の凡人(←準主役か?)・奇人を交えた学園生活を描いた作品。
唯我独尊・わが道をゆく・傍若無人・理不尽大王で自分を猫呼ばわりする人間には小っ恥ずかしい呪いをかけたりジャイアニズム溢れるネネコさん。だけどどこか優しくて知らず知らずのうちに困っている人間に手をさしのべてしまう(当然本人は手をさしのべている気はないし、人に指摘されるまでその意味にも気づかない)。そんなネネコさんといじめられっこマチ公とのエピソードがこの巻では中盤からページを割いているだけに白眉。
この作品もweb漫画なので是非とも一読あれ。こちらからどうぞ。
そして最後に紹介する作品は3月発売だったんだけど、今月初たまたま某古本屋でなんとなしに購入したら大いに良作だったのでここで紹介。
眼鏡なカノジョ TOBI
Yahoo!コミックで連載されていた眼鏡っ子をモチーフにしたオムニバス作品の単行本。この作品を初めて知った時にははもうだいぶ後半の時期だったけれど、どのエピソードもさわやかですてきなものばかり。雰囲気としては犬上すくね作品に近いものがあると思う。そういえば犬上氏もメガネ男子にはこだわりのある作家の一人でしたなア。今では第一話のみが閲覧できるようなので、試し読みしてみたい方はこちらをご覧あれ。
なお各エピソードに登場するヒロインは高校文化部先輩メガネっ子や高校水泳部同級生メガネっ子、眼鏡店のおねえさんメガネっ子などよりどりみどり。中には主人公(大学生)の姪メガネっ子も。小生イチオシは一時期を境にキツくあたるようになってきた同級生。
(手を主人公に握られて)手・・・握るなんて なに・・・何それ
よいデレです。
こうして見ても収穫の多いひと月だったと思います。なお5月期待してるのは「会長はメイド様!」の最新巻と18禁作ですが少●マテリアルかと。18禁コミックは普段手を出さない小生も惹かれる画です(純粋な気持ちと下半身的意味で)←最低だ。
とりあえず来月は少なくとも二回は更新できるようがんばろうかと思います。
それで何も書かないのも何かもったいないので、タイムリーさには欠けるけど未見の作品に興味を持ってもらえたら少し幸せ。まずはこちらから
オトメン 乙男(5) 菅野文
実は一巻から買い続けてたんだけどレビューする機会に恵まれず、この際にようやく紹介。そもそも「『オトメン』てなんじゃらホイ」と思う方も多いだろうけど、ウィキペディアから引用してしまうと
乙女的趣味・考えを持ち、料理・裁縫など家事全般に才能を発揮する。また乙女な心を持ちつつ、男らしさを兼ねそろえた若い男性のこと
です。表紙が今回アレだけど別にアッーな内容ではないので注意。でこの漫画、オトメンな正宗飛鳥と超鈍感かつ古きよき日本男児的趣味・言動をもつ都塚りょうの関係を軸にストーリーは進むのだけれど、続々登場する第二・第三のオトメンも「その手があったか!」と意表を突かれる属性持ちなのでインフレ感も皆無。
この最新巻では飛鳥の良き友人、充太(実は少女漫画家)の漫画授賞式エピソードが個人的には白眉。作者コメントだと不本意な点も多かったようだけど、充太の漫画家志望動機も描かれててギャグも冴えていたし。あと城の内先生のインパクト最凶。
余談だけどやまとなでしこコンテストのエピソードで黒髪ロングの先輩がハラグロ当て馬キャラでカックンときたZE★
ヘタリア Axis Powers 日丸屋秀和
web漫画の時から笑わせてもらっていた国擬人化歴史漫画が書き下ろしを加え堂々の単行本化!世界史好きには楽しめることうけあい。イタリアのヘタレっぷりに爆笑せよ!なおあまり世界史知らない人でも歴史上の出来事には注釈がついているので問題はないかと。しかし日本は歴史的なタブーがある意味ないからフリーダムだなアとつくづく思いました。
なお難しそうでちょっと手がのびない・・・という方はweb漫画版を是非読んでみてください。こちらからどうぞ。
となりのネネコさん(2) 宮原るり
この漫画も一巻が面白かったのにレビューする機会を逃した不遇な作品。昨年末と今年に入ってからも延期が続き血の涙を流した記憶が生々しいものの、その涙も大量の書き下ろしページとオールカラーで報われた!
顔がどう見ても猫だけど「猫畜生」(※本人談)が大嫌いな謎の転入生佐藤ネネコと周囲の凡人(←準主役か?)・奇人を交えた学園生活を描いた作品。
唯我独尊・わが道をゆく・傍若無人・理不尽大王で自分を猫呼ばわりする人間には小っ恥ずかしい呪いをかけたりジャイアニズム溢れるネネコさん。だけどどこか優しくて知らず知らずのうちに困っている人間に手をさしのべてしまう(当然本人は手をさしのべている気はないし、人に指摘されるまでその意味にも気づかない)。そんなネネコさんといじめられっこマチ公とのエピソードがこの巻では中盤からページを割いているだけに白眉。
この作品もweb漫画なので是非とも一読あれ。こちらからどうぞ。
そして最後に紹介する作品は3月発売だったんだけど、今月初たまたま某古本屋でなんとなしに購入したら大いに良作だったのでここで紹介。
眼鏡なカノジョ TOBI
Yahoo!コミックで連載されていた眼鏡っ子をモチーフにしたオムニバス作品の単行本。この作品を初めて知った時にははもうだいぶ後半の時期だったけれど、どのエピソードもさわやかですてきなものばかり。雰囲気としては犬上すくね作品に近いものがあると思う。そういえば犬上氏もメガネ男子にはこだわりのある作家の一人でしたなア。今では第一話のみが閲覧できるようなので、試し読みしてみたい方はこちらをご覧あれ。
なお各エピソードに登場するヒロインは高校文化部先輩メガネっ子や高校水泳部同級生メガネっ子、眼鏡店のおねえさんメガネっ子などよりどりみどり。中には主人公(大学生)の姪メガネっ子も。小生イチオシは一時期を境にキツくあたるようになってきた同級生。
(手を主人公に握られて)手・・・握るなんて なに・・・何それ
よいデレです。
こうして見ても収穫の多いひと月だったと思います。なお5月期待してるのは「会長はメイド様!」の最新巻と18禁作ですが少●マテリアルかと。18禁コミックは普段手を出さない小生も惹かれる画です(純粋な気持ちと下半身的意味で)←最低だ。
とりあえず来月は少なくとも二回は更新できるようがんばろうかと思います。