深海の青い月

定職に就いて更新が滞りまくっている男のブログ。

気づいたらアイマス関連のことしか書いてなくてごめんなさい。

時をかける少女

2006年09月24日 10時44分01秒 | 映画・DVD
夏休みに都内や国内主要都市で公開され大好評を博した“時をかける少女”が昨日遂に静岡で公開されました。ちなみに県内では静岡市だけでしか公開しないらしく、何ともアニメ後進県らしいじゃないか。


そして見た感想ですが大満足です。


原作を読んだ事なかったのが逆に功を奏して、ストーリーを大変新鮮に感じられた。青春モノとしても面白いし、SF作品としても面白い。コメディ要素も大きかったと思うけど、その分シリアスな展開とメリハリがあってよかった。


現実生活の中でも、人生の分岐点は数多い。“もしもあの時あぁだったら・・・”とはよく思ったものだけど、劇中で真琴は嫌な未来を避けるためにタイムリープを試みる。けど運命てものは自分たちの思う以上に複雑で、単純なものなのかもしれない。良かれと思った事が思わぬ不幸を呼び起こすかもしれないし、避けられない結末もある。


人生はどこに分岐点があるかわからないし、どの選択がベストだったのか後になってはわからない。自分を信じて今を信じて突き進むしかない。結果なんて後にならないとわからないんだから。世の中そんな恋愛ゲームみたいに単純じゃない。自分も大卒後3年間も先が全く見えない中で生活していたが、その後やっとチャンスが見えてきた。明らかに好転したかに見えるけど、この後何が起こるかわからない。正に塞翁が馬。けれど自分を信じて突き進むしかない。


そういう意味合いではクラシック名画“素晴らしき哉人生”とワンセットで鑑賞したいもの。DVDが発売したら“時をかける少女”も即購入してしまいそうです。


その他印象に残った点を挙げると、背景がすごくきれいだったことがある。日本のアニメを本気にさせるとすごいなとつくづく感じた次第。あと真琴のスカートの下が映らないのも安心した次第。もし映ってたら人に薦めづらかったろうなぁ。


ところで映画に登場する、女一人と男二人の三位一体ってどうしてこうも印象に残るんだろう。“明日に向かって撃て”も確かそう。時を~の三人も非常に印象に残る主役たちだった。


いい映画を観たものだとつくづく思った一日だった。


余談:静○東宝の“ゲ○戦記”看板に官原文太との表記があった。作り直すのが面倒だったのか、誰も気づいていないだけなのか謎は深まるばかり。




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