レスリー・チャン生誕５０周年記念エキシビジョン

横浜の神奈川県民ホールにて今日から開催のレスリー・チャンの生誕50周年記念の写真展に行ってきた。


しかしながらレスリー・チャンが今年存命だったら５０歳とはまったく驚かされる。若くして世を去った大スターに共通する事として、年をとった姿が想像つかないという点がけれど、レスリーは本当に若々しかった。四十代に入ってもむしろ八十年代の頃より若返っているのではないかと思ったものだった。そして一体彼はどうやって年をとっていくのだろうと思っていた矢先の死だった。


ジェームス・ディーンもエルヴィス・プレスリーもフレディ・マーキュリーもレスリー同様若くして世を去ったスター達だけれども、自分が生まれた時には彼らは既に故人だったり後追いで知ったクチ。しかしながらレスリーは少なくとも現在進行形のスターだっただけにその死は驚きだった。


それでも中華圏での人気はいまだ衰えることはなく、また日本での人気もまだまだ衰える気配はないと実感した展覧だった。


展示物の中で特に目を引いたのはレスリーがフェイ・ウォンと共演した“恋戦”沖縄ロケでのレスリーを捉えたファンの写真。そういった写真はそうお目にかかれるものではなかっただけに、なかなか貴重なものが見れたというのが正直な感想。他に日本で開催されたサイン会の写真も非常に新鮮だった。


また出演作のＤＶＤ・ＶＣＤ・ビデオのパッケージの展示も香港や中国、日本のものなどが並べられていて興味深かった。韓国盤ビデオなんか写真がなかったら絶対何の作品かわかりません。しかし集めた人は本当お疲れ様です。


なお英雄本色迷として個人的に一番ヒットしたのがこのチラシ。


何でクリスマスソング楽しそうに歌ってんだよ！！！
しかも周潤發ますます劇団ひとりそっくりだよ！！！（ファンの方ごめんなさい）


多分『男たちの挽歌Ⅱ』が年末公開だったからこのような構図で撮ったのだろうけど、そのノリノリで楽しそうな様子と映画の中身のギャップに笑いをこらえるのに必死。別にケチつけるわけじゃないっすよ？でもあまりにも四人が楽しそうに写ってるから、なんだかな～と思っただけですが何か？


ちなみにこの展示はあと二日、２１・２２と開催されるので、興味もった方は行ってみては如何。ちなみに来場者の多くは御夫人が中心です（むしろ男で一人なのは自分だけだった気が・・・）。