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朝日記181206 中国の核心的戦略ということに思うと今日の絵

2018-12-06 21:29:26 | 政治

朝日記181206 中国の核心的戦略ということに思うと今日の絵

今日の絵は猫二題です。

徒然こと 中国の核心的戦略ということに思う

  まずは、ときに見慣れた中国の”red tongue” 核心的領海をみてください。それから思いを語ります。

 米国のトランプ政権と、中国習近平政権との経済戦争は激化している。 オバマ政権依頼の、南シナ海環礁の軍事拠点化と太平洋支配の野心、さらに世界経済戦略としての一帯一路と経済覇権志向としての中国主導経済金融体制AIIB、そして輸出優位のための自国通貨レートの操作 さらに技術革新のための先進国の知的財産の侵害などを概観するならば、関税障壁を交渉の「玉」とする現在の「経済戦争」の新たな冷戦の序盤の係争として 導火線に位置すると見るのは、至当であるようにおもう。

 

 中国は、いま米国と踵を接することの不利を実感を得たやに望見する。 この機に、彼らへの思いをメモとして以下述べておきたい。

 中国は核心的戦略の内容の規模とそのタイミングを図り損ねているとみる。ひとえに大陸国家として品位のある内治政を固め、民を富しめ、その国家見識が世界から敬意をはらわれる、いわゆる近代的民主国家となることをまず目指すべきとおもう。唯我独尊で自己撞着的な、つまり中華主義的な国家運営に走るのは、彼ら自身の将来をもゆがめてしまうことになろう。

 あの阿片戦争当時の帝国主義列強からの屈辱的な敗北とその後の辛苦は、理解するも、その因の一半は、彼ら自身の国家としての統治劣化、興国への矜持の無さによることも大であることを知るべきである。その結果、長い東洋歴史過程で、彼らが自認してきたアジアの盟主としての誇りとかれらを信頼する隣国を護る役割も、果たし得なかったといえる。そして、現WWII後世界体制に、彼らの貢献はないとは言わないが、決して主体的もと主導的とは言えない。勝者は、つとに日本を破った米国といってよい。

 その彼らが、いま米国を覇権を競う国家運営を、いま為そうとするところに根本的に無理がある。当然、米国は警戒することは必定であろう。彼らの役割は、現戦後世界体制を支えることに貢献すべきであろう。 その貢献の蓄積によって、歴史的に地位を獲得していくとおもう。

 そして、あえていうなら、彼らが海洋国家になることの歴史的意味があるとするなら、彼の隣国の島国で、同盟国から安全保障を享受して平和ぼけしている日本の国家主体の増強再生確立への覚醒に貢献することになろう。それは彼らにとって、決して賢い選択ではないと付言しておきたい。

 (猫1)

(猫2)

 

 


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