奥村組土木興業
岩盤掘削機 サーフィスマイナー
岩盤掘削工事において、発破の使用が制限される場合の大型ブレーカ、リッパ、割岩機あるいは静的破砕剤に代わる低騒音・低振動の機械施工を行う。
中硬岩から硬岩までの岩盤に対して適用可能。
本機は本体の自重を反力として、切削ビットを螺旋状に装着した切削ドラムを油圧モータで回転させて岩盤を掘削するものである。
スクレーパとベルトコンベアによって掘削と積込みを連続的に行うことが可能である。
特徴
・ 低騒音・低振動で中硬岩から硬岩の掘削が可能である。
・ 掘削ずりの粒径は200mm以下になり、粒度分布も良好なため、そのまま盛土材として使用できる。
・ 1台の機械で、掘削から積込みまでの作業が連続的に行える。
・ 掘削面に段差(50cm以下)、勾配があっても、レベルコントロールシステムにより、機体は水平状態で作業できるので安全性が高い。
・ 掘削面の岩盤をゆるめない。
メリット
振動・騒音・飛び石等の心配がなく、周辺環境に対する影響を低減して岩掘削ができること。
デメリット
機械本体が大型であることから、施工及び組立にある程度(1,000m2以上)のヤードを必要とすること。
改良事項
狭隘ヤードでも施工可能となる機械の開発。