新株発行を伴う資金調達のこと。
公募増資のほかに、将来株式に転換する可能性がある転換社債型新株予約権付社債を含む。
新株を八行為すると資本金が増えて財務の安定性が高まる利点がある。
反面、発行済み株式数が増えれば、一株当たり利益が減少することから、株価の下落要因となる場合もある。
普通社債や銀行借り入れによる資金調達はデットファイナンスに区分される。
いずれも有利子負債となるが、企業が市場で投資家から直接調達する普通社債は直接金融、銀行借入は間接金融に分類される。
資本に対する負債の比率が過度に上昇すると企業の信用力が低下し、資金調達コストの上昇に繋がる。
日経 今日のことば 2006/3/26