関西ミドル 雑記帳
不動産賃貸業 元ゼネコン勤務
 



投資活動によるキャッシュ・フローの観点からいうと

投資キャッシュ・フローは、固定資産や有価証券の購入・売却、資金の貸付・回収などの収支が記される。
これは、固定資産の“売却”よりも“購入”の方が金額・頻度とも、通常は多いので、マイナスとなる場合が多い。
ここで重要なのは、投資内容である。
投資には大きく分けて“維持更新投資”と“新規投資”の 2 種類がある。維持更新投資とは、最低限、その企業が存続していくために必要となる投資をいう。一方、新規投資とは、新工場建設や新事業への進出などの投資をいう。

2005/11/20 日経朝刊によれば
企業設備「高齢化」止まる・平均12年、更新投資増加
 企業設備の老朽化に歯止めがかかっている。工場、機械などを据え付けてからの年数を示す設備年齢はバブル後はほぼ一貫して上昇してきたが、ここ1年ほど12.0年が続き、設備の「高齢化」は止まった。企業が旧型設備の入れ替えを進めたほか、新規の投資を増やしたためだ。若返りの動きと並行して、設備は生産性も向上している。企業設備の質が好転し始めたことは、企業の競争力強化につながりそうだ。
内閣府の民間企業資本ストック統計から算出した今年3月末の設備(製造業の生産装置や非製造業の店舗など)年齢は12.04年で、昨年12月末よりわずか0.0003年分だが低下した。

Vintage

設備の設置時期からの経過年数を示し、更新投資の強さを測る際の尺度となる。
資本ストックの平均年齢である。

 



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