volatility
変動性。
volatile
━━ a. 揮発性の; 快活な; 移り気の; 一時的な, はかない; 爆発しやすい.
volatile file 【コンピュータ】揮発性ファイル.
volatile memory 【コンピュータ】揮発性記憶装置.
volatile storage 【コンピュータ】揮発性メモリ.
ボラティリティ
金融用語辞典
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原資産価格の変動(ぶれ)の平均値 |
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インプライド・ボラティリティと、ヒストリカル・ボラティリティがある |
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ボラティリティ(Volatility)は、原資産価格の変動(ぶれ)の平均値で、年率(%)で表示されます。
原資産価格の変動幅が大きいほど、ボラティリティは高くなります。また、ボラティリティが高いほど、オプション価格(プレミアム)は高くなり、逆にボラティリティが低いほど、オプション価格(プレミアム)は低くなります。
ボラティリティ 高い |
(買い手側)権利行使の可能性…増える |
⇒ |
オプション価格 高い |
(売り手側)リスク…増える |
ボラティリティ 低い |
(買い手側)権利行使の可能性…減る |
⇒ |
オプション価格 低い |
(売り手側)リスク…減る |
オプション価格(プレミアム)は、原資産価格が将来どれくらい変動するかで決まってきます。つまり、ボラティリティ(変動率)が決まれば、オプション価格の計算法であるブラック・ショールズ・モデルや2項モデル(CRRモデル)で計算することができます。
≪ボラティリティの種類≫
ボラティリティは、(1)インプライド・ボラティリティ(予想変動率)、(2)ヒストリカル・ボラティリティ(歴史的変動率)の2つに大別できます。
◆インプライド・ボラティリティ(予想変動率)
インプライド・ボラティリティ(Implied Volatility:IV)は、将来の変動率を予測したもので、予想変動率ともいいます。オプション契約は将来の契約なので、変動率も“将来の変動率”を利用します。この将来の変動率には、市場関係者における将来の予想(人気、期待度など)が反映されています。
予想変動率は、歴史的変動率(実際の過去の相場の変動率)を基に、今後の相場動向の予想や需給関係を加味して決定されます。
予想変動率の理論値を計算する方法はありません。しかし、上場オプションの場合は、オプション価格(プレミアム)で取引されているので、ブラック・ショールズ式を使ってプレミアムから逆算し、インプライド・ボラティリティを計算します。 |