ライプチッヒ音楽日記

ライプチッヒ生活を日常の身近な音の話や音楽を中心に紹介したいと思います。時にワインや絵の世界にも飛んでみたいと思います。

クリスマスマルクト in ドレスデン

2007年12月20日 07時01分42秒 | ドイツの日常
ライプチッヒと並んで有名なドレスデンのバイナハト・マルクトに行ってきました。ライプチッヒの2倍はある屋台のお店の数に圧倒されました。
なにせ名物のシュトーレンの店の多いこと。これまた日本と同じようにどの店も
元祖(オリジナル)と称していて、なんだか京都の八橋を思い出しました。
なにせこの週末から一段と冷え込んで来たドイツ、今日は朝は気温はマイナス4.5度。ちょっとグリューワインを飲んだぐらいでは暖まりません。いつものドレスデンの定番。ヒルトンホテル内の日本食「小倉」で久々の刺身定食を堪能しました。

クリスマスマルクト in ライプチッヒ 7 グリューワイン その2

2007年12月16日 15時54分06秒 | ドイツの日常
またまたグリューワインです。毎年年号が入ったマグカップが作られるのです。これを楽しみに集めている人も多いようです。今年の値段は一杯2ユーロ、ほかにマグカップの保証金が2ユーロです。子供用のワインをブドウジュースに変えた、KINDER PUNSCHというものもあり、1,5ユーロでした。お酒の苦手な人も結構これを飲んでいるようです。

クリスマスマルクト in ライプチッヒ 6 焼き栗

2007年12月11日 22時06分30秒 | ドイツの日常
クリスマスの屋台での楽しみのひとつは、普段食べない変わったものを探す楽しみですが、この時期には焼き栗やが店を出します。8個で2ユーロで結構いい値段ですが、寒い中ふうふう言いながら食べるのがおいしい。
写真の袋に注目。袋が2つに分かれていて、一方には焼き栗、一方には食べかすを入れるというものです。

ワーグナー「リエンチ」 本番

2007年12月11日 22時04分26秒 | ワーグナー
12月9日15時からのワーグナー「リエンチ」マチネーコンサートを聴きました。
演出も衣装もシンプル。ほとんど遮幕だけの演出で、もう少しアクセントがほしいというのが印象です。ただこの劇場のご自慢の大道具のシャンデリアが2幕のカプトールの間の設定で登場したのと、最終幕で模型の教会に火が入り、直火が登場したのが多少インパクトがあったでしょうか。
リエンチの序曲は12分近くの長さで、しかも昨日はテンポがかなり遅めであったため、真っ暗な中オケピットからの音を聴いていると、つい安らかに半睡状況に入っていくのです。長丁場のリエンチで最初からフルボイスは期待できませんが、一幕目は少し声を抑え加減で物足らなさを感じました。主役のリエンチStefan Vinkeの中音の響きが多少貧弱でしたが、最終幕では聞かせてくれました。なんといっても、アドリアーナ役のメゾElena Zhidkovaが素晴らしかった。男役ということで、音色にも工夫が見られました。
ライプチッヒのオペラファン待望のリエンチ登場で、完全に満席、最後は地味な
ライプチガーに、珍しくブラボーが響き、スタンデイングと最後が華やかでした。
いつもドイツの劇場で感じますが、ワグナーものに集まる客の質が、他の演目と明らかに異なるのです。すこしスノッブで背広を着慣れた人種が集まってくる感じがします。

バッハフェステイバル2008

2007年12月09日 19時33分49秒 | バッハ
随分と気が早いと思われるかもしれませんが、毎年恒例でライプチッヒで開催されています、2008年のバッハフェステイバルのプログラムが発表されており、すでに切符が発売になっています。今年は決断が遅くいくつか聞きたい演目を逃してしまいました。以下に皆さんに主な合唱の演目をご紹介します。
皆さんリコメンドいただける演目をぜひ教えてください。今年はわたしはあまり存じ上げている団体がないのです。たぶんすべてとても有名なのですよね。
ただしゲバントハウスやトマス教会合唱団などライプチッヒの団体は削除しています。

* J.S.Bach Johannes Passion Daniel Reuss指揮 Collegium Vocal Gent
* J.S.Bach Messe A-Dur BMW234 Hermann Max指揮 Reinische
Kantorei Das kleine Konzert
* J.S.Bach カンタータ BMW648,733,227 Stephen Darlington指揮 Christ   
    Church Catedral Chor Oxford
* J.S.Bach カンタータなど BMW101、105 Hans-Christoph Rademann指揮
    Dresdner Kammerchor ,Drsdner Barockorchester
* C.P.E.Bach Matthaeus-passion Ivor Bolton 指揮
    Balthasar-Neumann-Chor und Ensenble
* J.S.Bach H-moll messe Sir-Roger Norrington指揮
    RIAS Kammerchor 、Die Deutsche KammerPhilharmonie Bremen
* Albinoni Konzertop9no2、J.S.Bach c-moll BMW1060R Pavlo Beznosiuk
    指揮 Academy of AncientMusik
上記のほか約100のコンサートが行なわれます。

クリスマスマルクト in ライプチッヒ 5 鍋やさん

2007年12月08日 07時40分35秒 | ドイツの日常
クリスマスマルクトにはなぜかお鍋を売っているお店が目に付きます。ドイツ人にアドベントの贈り物に買うのかとの問うと、そういうこともあると、はっきりしない答えでした。会社のドイツ人女性いわく、子供が母親にプレゼントに買うケースもあるようですが、私にはイラナイとの連れない返事でした。
そうですよね、普段から使っている家事、台所道具よりも香水や装飾品の方がいいに決まっております。
クリスマスは一年で一番お金を使う時期なので、懸案の圧力鍋をこの機会に購入するというパターンはあるようです。

クリスマスマルクト in ライプチッヒ 4 くるみ割り人形

2007年12月06日 23時04分33秒 | ドイツの日常
クリスマスにはくるみ割り人形は、ドイツでは欠かせないもののひとつでしょう。
今回も、マルクトの入り口にはくるみ割り人形が置かれていました。
ドイツでは年末のオペラの定番といえば、まずオペラでは間違いなくヘンゼルとグレーテル。ほとんどの劇場で年末には、必ずといっていいほど上演されます。
そしてバレエの定番はやはりくるみ割り人形です。
ここライプチッヒでも今年からくるみが年末の演目に登場して、結構切符の売れ行きも良いそうです。因みにオケの年末定番は、バッハのクリスマスオラトリオです。

レハール「メリーウィドー」

2007年12月02日 18時06分40秒 | オペラ
以前はフランス語読みでレアールと発音していたのですが、どうも一般的ではないので、レハールにします。
この「メリーウイドー」はドイツ語で書かれており、ドイツでは「Die Lustige Witwe」で知られております。ドイツに到着当初有名なメリーウイドーとは別物と誤解しておりました。
元軍楽隊長のレハールの得意中の得意技のマーチ、2拍子と美しいワルツのメロデイーが何度聴いてもすばらしい。何でも最後は2拍子好きのドイツ人魂も満たしてくれ、パリへの憧れをくすぐり、美しきよき時代を思い起こさせる甘いメロデイー。やはりこれだけ世界中で万を超える回数演奏され、受け入れられてる理由が分かります。それを、今日ライプチッヒオペラのマチネーで聴いて感じました。
最後のダニーロ(robin adams)とハンナ(noemi nadelmann)の2重唱では体が椅子の中に溶け込んでいきそうに感じました。繰り返し、繰り返しいつまでも聞いていたい。そんな気分です。
幸せな気分で、家路につける、それが、音楽を聴くことの一番の理由だと今日も確信しました。

バッハ マニフィカート

2007年12月01日 18時57分01秒 | バッハ
今日は久し振りに、トーマス教会のモテットコンサートに出かけてきました。
毎週土曜日15時からドイツのみならず世界各国からの演奏を聞けるコンサートです。入場料は2ユーロ。今日はライプチッヒのプロ合唱団AMICI MUSICAEの演奏です。ECCARDのUEBER GEBRING MARIA GEHTは私も歌ったことのある美しい曲です。今日のメインはマニフィカート。オケと合唱で総勢40人弱のこの編成がバッハにはぴったりです。よく訓練された透明感のあるいい合唱団です。今私の所属するバッハコアよりも残念ながらずっと実力は上です。
今日のソロのうちSOPのLIN LIN FANはこれまた透き通った、しかも温かみのある声でした、BASSも CHERISTIAN VILLIGERは、やわらかくかつ響きで暖かく包んでくれました。
このコンサートが終わった後、ほぼ全員が其の足をクリスマルクトへと進めるのです。