友人のロシア人ダンサーA氏からお誘いがあって、ムジカリッシュ・コメデイーの年末27日の公演を拝見しました。あまり訪れる機会が少ないオペラの地下にある、その名のとおりのケラーテアターでの公演。世界各地の踊りを紹介する「WELTENBUMMLER」という出し物。120席ほどのいわば実験劇場のような会場で、音楽はCDなどの音源ですが、最後のフィーナーレに続いて観客を舞台に呼び込んでデイスコに変身。若者は夜更けまでダンスに酔いしれるのでしょうが、我々は早々に退散しました。15ユーロでこんなにも楽しく質の高いバレエが鑑賞できるのは、かえって田舎だからでしょうか。