オペラファンにとっての、スタンダード中のスタンダードであるのがこの椿姫なのです。CDではよく耳にしてきましたが、私にとっては今回はじめて劇場で聴く演目です。我々素人の恐ろしいところは、出演者が長期にわたって準備してきた演目を一刀両断に今日はよかったねとか、今いちだねとか、主役は今ひとつだねとか決め付けてしまうところです。まーお金を払って聴いているのですから、そうだといえば仕方ないかもしれませんが、厳しいものです。というわけで、今日のぴか一はアルフレッドの父Germont役のAnooshah Golesrkhiでしょう。ついでViolettaの汚れ役としての面を表現するのにぴったりの、少し曇った声のElaine Avarezもよかった。でももう少し細身のほうがリアリテイがありましたね。健康そのものの外観が少し残念か。
でも全体とても楽しめました。なにせAndreas Homokiの白と黒のみを使った舞台装置、演出はとてもシックで、この田舎でこんな素敵な雰囲気が出せれば最高でしょう。衣装とくに女性のドレスは前半白、後半黒とはっきり別れていて、全員のデザインが少しづつ異なるというものでした。装置はぼぼゼロのシンプルなものですが、衣装の豪華さで見せてくれました。
夏にもう一度見る機会がありますが、楽しみです。
イタリアものなのでドイツ語字幕での上演でした。
でも全体とても楽しめました。なにせAndreas Homokiの白と黒のみを使った舞台装置、演出はとてもシックで、この田舎でこんな素敵な雰囲気が出せれば最高でしょう。衣装とくに女性のドレスは前半白、後半黒とはっきり別れていて、全員のデザインが少しづつ異なるというものでした。装置はぼぼゼロのシンプルなものですが、衣装の豪華さで見せてくれました。
夏にもう一度見る機会がありますが、楽しみです。
イタリアものなのでドイツ語字幕での上演でした。