散策の記・きのう&きょう!

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中南米三大文明展を見て

2007-07-24 17:12:07 | Weblog
上野国立化学博物館に立ち寄る。
 
 世界遺産の宝庫と言われる中南米三大文明、インカ、マヤ、アステカ展である。南米のインカ文明、中米のマヤ文明、アステカ文明、多くの謎を持った世界遺産として注目されている。

 先日、NHKスペシャル「失われた文明、インカ・マヤ」の放映に併せて興味深く見ることができた。
 
 インカ文明 16世紀、現在のチリーを中心に、砂漠からアンデス山脈の広大な国土に網の目の道路を建設し、情報交換を行い栄えた文明である。
 インカには古くから死者をミイラにする風習があった。王様のミイラは死ぬ前と同じ暮らし、服を着せ替えたり、食事を与えたりしたという文明があり、多くのミイラの展示が目を引く。
 
 マヤ文明 ジャングルの中で2000年間栄え、ピラミットを造るなど高い技術力を持っていた。また絵を組み合わせたような独特の文字があり、近年ようやく、解読ができ、マヤ文明の謎が解明なされてきたようだ。
 
 アステカ文明 14世紀から16世紀にかけて、現在のメキシコ中央部に栄えた文明である。テスココ湖の中にある島に、首都テノチティトランを建設し、周辺都市を征服して、広大な国を作った。
 アステカ人は独自の絵文字をもち、精密な天体観測で作られた暦を使用していたと言われる。一方、太陽や月、星、大地などの自然現象や物を神として崇拝し、神の助けに人の命を捧げ、生贄(いけにえ)の儀式が盛んに行われていと言われる。



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