散策の記・きのう&きょう!

日々の散策、思いをのんびりと記したい.

柏南部まつり・「輪おどり」

2011-07-26 14:21:42 | Weblog
 柏南部地区の夏祭りは16日~17日に開催された。
 東日本大震災、福島原発事故などで、各地の諸行事が危ぶまれたが、復旧、復興の気力活性化を願って復活したことは喜ばしいことだ。
 南部の夏祭り行事も、地域の高齢化と少子化の影響を受け、だんだんと低調になるが、各町会が競って、取り組む姿が各所に見え、盛大な夏祭りとなった。
 17日のイベントは、「子ども神輿」「輪おどり」である。
 各町会の自慢の神輿を子どもが担ぎ、大人が助け、「ワッショイ」、「ワッショイ」の掛け声で、公園広場を練り歩き、祭りをクライマックスへと導く。
続いて「輪おどり」は、20町会を2組に分け出場、わが町はB組で出場。
 今年は女性の踊り子さんが少ないとのことで、男性6人が初参加することになり、男女20人で出場した。
 町会自慢のゆかた姿でプラカードを先頭に「柏おどりはよー・・・」に合わせてスタート。真昼の炎天下ながら、ある緊張感もあり、暑さを忘れて無我夢中で踊る。そのうち楽な気分に変わり、流れる汗も楽しさと喜びに変わって来る。来賓席の前で紹介され、また町会の皆さんの拍手で声援され、広場を2周して、初めての「輪おどり体験」は終了した。
 汗が一気に噴き出す。緊張感がなくなり、また達成感の喜びが湧いてくる。
 町会の踊りと練習に参加して12年。上達するわけでもないが、毎年、夏空に太鼓の音を聞きながら、みんなそろって無心に踊るのは、1年を通じて最も楽しみな行事かも知れない。
 ことしも、南部祭りで、多くの人達と「柏おどり」を共演したことに、喜びを感じた1日だった。
      写真 輪おどり風景 

麗澤大学1年生と「原爆体験」を語る

2011-07-12 17:39:05 | Weblog
  6月19日1通のメールが届いた。
 麗澤大学1年専攻のTと言います。このたび、社会活動演習という授業で、原爆に被爆された方のお話を聞きたいと思い、メールをさせていただきました。突然ですがよろしいでしょうか。
 6月25日午後5時、学校のロビーでお会いする。T君、T君、Y君である。3人とも礼儀正しく言葉の丁寧さに感心する。
 私の広島での原爆体験資料を渡し、昭和20年当時の世界戦争と国内事情、広島に原子爆弾が投下された時の私の体験、原子爆弾の威力、被害、後遺症などを、後世に伝えて行くことの大切さ等について話す。1時間30分。節電で薄暗い教室ロビー、3人は大変熱心に聴いてくれた。
 今まで小学生6年生、また大人の人に話していたが、大学生は初めて。考え方の違いと、社会活動演習の授業で取り組む姿勢に感動する。 質問事項。
 1,会、創立の趣旨は何でしたか。
 2,現在の活動を続け、多くの人に伝えて行きますか。
 3,核兵器はなくなりますか。
 4,原子力発電所は必要と思いますか。
 質問事項については、会の創立、趣旨、活動経過、市内小学校での「原爆体験と・平和を語る」平和事業の実施。伝えることが私たちの使命。
 オバマ大統領の「核のない世界」提唱で世界的に核廃絶の気運の高まり。
 原子力発電所のエネルギー対策の見直しと、安全問題の再検討等について話す。
 説明不足もあるので、次回お会いすることを約束する。
  写真 麗澤大学の皆さんと