広島に原爆が投下されて64年になる。完全に焼け野原と化した市街地に70年は草木が生えないと言われたのを覚えている。
先日、友達と会って平和記念公園を歩きながら、被爆の頃からを語り合う、
25年頃から街路樹の整備がおこなわれ、32年から自治体の協力で平和大通りや平和公園の緑化が進められた。
48年に市民の投票により「市の木」「市の花」が決められた。候補として、「芙蓉、カンナ、夾竹桃」「楠、泰山木、クロガネモチ」が選ばれ、投票の結果「広島の木と花」は「楠」「夾竹桃」になったようだ。
クスノキは、もともと広島の街に植えられていた木で、今も被爆に耐えた老樹も、あちこちに残っている。
キョウチクトウは、原爆が落とされた広島の焦土には70年間草木は生えないと言われたのに、いち早く咲いた花である。真夏の花の少ない時期、常緑のクスノキに混じって、赤や白の花が、緑の葉を覆い、きれいに咲いている。原爆犠牲者の慰霊を込めて「広島市の花」に選ばれた特別の意味がわかる気がする。
先日、友達と会って平和記念公園を歩きながら、被爆の頃からを語り合う、
25年頃から街路樹の整備がおこなわれ、32年から自治体の協力で平和大通りや平和公園の緑化が進められた。
48年に市民の投票により「市の木」「市の花」が決められた。候補として、「芙蓉、カンナ、夾竹桃」「楠、泰山木、クロガネモチ」が選ばれ、投票の結果「広島の木と花」は「楠」「夾竹桃」になったようだ。
クスノキは、もともと広島の街に植えられていた木で、今も被爆に耐えた老樹も、あちこちに残っている。
キョウチクトウは、原爆が落とされた広島の焦土には70年間草木は生えないと言われたのに、いち早く咲いた花である。真夏の花の少ない時期、常緑のクスノキに混じって、赤や白の花が、緑の葉を覆い、きれいに咲いている。原爆犠牲者の慰霊を込めて「広島市の花」に選ばれた特別の意味がわかる気がする。