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ラジオを聞いていたら今日は「二十日正月」だと云っていた。 子供の頃母親がカビの生えた餅を削ったり、正月の塩鮭や残った保存食などを料理して食膳に載せていたいたのを思い出した。
昔は正月20日、正月の祝い納めとして業を休んだそうだ。別名“女正月”・“骨正月”と呼ぶそうだが、更にネットをみると
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二十日正月(はつかしょうがつ)とは、正月の終りとなる節目の日。かつては正月の祝い納めとして仕事を休む物忌みの日であった。この日をもって正月の行事は終了する。
京阪神地方では、正月に用いた鰤の骨や頭を酒粕・野菜・大豆などと一緒に煮て食べることから骨正月・頭正月とも言う。他の地方でも、乞食正月(石川県)、棚探し(群馬県)、フセ正月(岐阜県)などと言って、正月の御馳走や餅などを食べ尽くす風習がある。
乞食正月と称して、乞食が家々を回って残り物をもらうという地方も昔はあった。
小正月に実家へ帰っていた嫁は、二十日正月をして婿家に帰った。
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とあるが、石川県に20年余り住み拙者の同年輩と付き合っているが、乞食正月なる文言は初めてである。
乞食なる言葉は仏教用語で托鉢僧が、檀家の家々(近隣に限らない)を訪問したり、寺院の門前や往来の激しい交差点等で直立するなどして施しの米や金銭を受ける行為で、乞食行為、つまり一般人の物乞いの行為は軽犯罪法で原則禁止されているほか、市町村など自治体でも独自の条例を設けて禁じているケースがある。 つまり、乞食は一般生活の会話では禁語・死語となっているのを知らなかった。
乞食なる言葉を使ってはいけないのであり今はホームレスである。 また、現代は“二十日正月”だとして仕事を休む風習もないし、たまたま今年は日曜日なだけだ。 今日の食事は簡単でいいよ晩酌の枝豆さえあれば
正月って色々幾つもあるのですね。