神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

狩太神社/北海道ニセコ町(Kaributo Jinja,Niseko Hokkaido Japan)

2014年06月26日 | 神社と狛犬
狩太神社/北海道ニセコ町(Kaributo Jinja,Niseko Hokkaido Japan)
2014年6月21日(土)、ニセコ町にある狩太(かりぶと:ニセコ町の旧名)神社に参拝。街の中の平地にある大きな神社。第1鳥居をくぐり砂利の参道。林の中の参道は長く遠くに社殿が見える。途中軽トラックの車庫の後ろに小型のブルドーザが置いてある。豪雪地帯のニセコなのでこれは除雪用だろう。第2鳥居を過ぎると、奉納された大きな岩が2つ、手水舎、社務所あり。ウグイスが鳴いている。社殿の傍には、御札授与所、神輿殿あり。
獅子狛犬は2対居た。
第1対目は、第1鳥居の前にいた。
阿吽正常。頭でっかちまるでカバのような体型。喜茂別神社と留寿都神社の獅子狛犬にそっくりだ。おそらく同じ石工が作ったものだろう。阿像は、口の中に玉を咥えている。耳は水平、尾は短い。奉納年は不明だが、喜茂別・留寿都両神社と同年代の昭和15年(1940年)頃だろう。
第2対目は、社殿の前にいた。
阿吽正常。岡崎型だ。阿像は左足で玉を、吽像は右足で子獅子を守っている。奉納年は昭和18年7月(1943年)。

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☆所在地
〒048-1502 虻田郡ニセコ町字本通218番地
☆祭神
・大己貴命(おおなむちのみこと)
・少彦名命(すくなひこなのみこと)
・保食神(うけもちのかみ)
・埴安姫神(はにやすひめのかみ)
・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
☆由緒
明治29年開拓当時岩手県人松岡陸三の奉斎による。明治37年社地700坪を献じて神社(社殿)を建立す。大正4年11月5日神社創立を出願、大正5年5月許可を得て本神社の創立を見るに至る。大正14年7月21日社殿改築の許可を得同年9月7日現在の神明造に社殿落成。その後村民の崇神年毎に篤く基本財産造成境内地拡張により大正15年8月22日村社に列格。昭和3年9月7日神饌幣帛料供進指定神社となる。終戦後国家管理をはなれ、昭和28年宗教法人となり現在に至る。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
菅原道真公 昭和17年9月合祀
☆町名の由来
ニセコ町は、1964年までは狩太町という町名だったが、「カリブト」という語感が、「男性器のくびれの部分が太い」という意味を表すスラングと発音が同じで良くないということから、観光事業者が中心となり改名運動を行い、改名されたという経緯がある。なお、この「カリブト」とは、マクカリペップトゥ mak-kari-pet-putu(真狩川<後ろ・を回流する・川>・の(出)口)というニセコ町市街地の存在する位置を示すアイヌ語地名が起源となっていた。
このニセコという名称の起源は、ニセコ町の西端にある現在名「ニセコアンベツ川」の本来のアイヌ語地名、ニセイコアンペッ nisey-ko-an-pet(渓谷・に向かって・ある・川)である。その前半部分「ニセイコ」を、「ニセコ」とさらに縮めて自治体名とした。
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