神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

白人神社/北海道幕別町(Chirotto Jinja,Makubetsu Hokkaido Japan)

2015年06月09日 | 神社と狛犬
白人神社/北海道幕別町(Chirotto Jinja,Makubetsu Hokkaido Japan)
2015年5月31日(日)、幕別町字千住にある白人神社(ちろっとじんじゃ)に参拝。国道38号沿いの中くらいな神社。白い鳥居、砂利参道。境内には樹齢150年以上のヤチダモの巨木。参道を行くと左に質素な社務所、トイレ、手水舎あり。ツツジ咲く。左に御鎮座百年碑、樹齢250年の大きなカエデ。奥に1対のオレンジのツツジに守られるように赤屋根の社殿あり。社殿の階段前に樹齢170年の切り株が置いてある。社殿左に末社:大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)碑と小社あり。
獅子狛犬は社殿前に1対居た。
阿吽は正。岡崎現代型。阿像は眼など黒い隈取りと口中が赤く塗られ、吽像も眼など黒い隈取りとぎゅっと結んだ口に赤い線が塗られている。奉納年は昭和2年5月(1927年)。
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☆所在地
 〒089-0563 中川郡幕別町字千住136番地
☆祭神
・天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
・表筒男神(うわつつのおのかみ)
・中筒男神(なかつつのおのかみ)
・底筒男神(そこつつのおのかみ)
☆由緒
 明治26年頃から白人村に和人が定着して次第に開けはじめた。同29年森下太郎八の郷里である富山県西砺波郡高波村字江波から住吉神社の神璽が送られてきた。この神璽は同神社の石段の一部を材料として神像を刻んだものであると伝えられる。当時白人村には神社が無く森下太郎八が自宅に安置していたが、明治32年有志の間に神社建設の話が持ち上がり、現在地に小祠を建築し森下宅から神璽を移し村の守護神として春秋に祭典を行った。住民達は大正2年頃から神社の昇格を願い基本財産の造成に努力して白人神社の創立を出願し、大正12年10月21日付けで無格社として創立を許可された。昭和21年宗教法人となった。
☆地名の由来
・幕別町:アイヌ語の「マクンベツ」(山ぎわを流れる川)から。
・白人(ちろっと):アイヌ語のチル・オッ・トー(鳥のいる沼)より。
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