
市民フォーラム記念講演
藤枝市が、2008/4/1より、男女共同参画推進条例が実施され、
記念講演:講師 樋口恵子氏が行なわれた。
二時間の講演だった。若々しい声の張りで、分かりやすく。
あっという間に時間となった。
驚いたのが氏のお年76歳だそうだ。
本日は、前線の通過で、大雨注意報で朝から大雨である。
男女参画基本法は、1999年基本法が制定 義務はない 推進計画(総合計画)
出始まった。氏が法の立役者である。
大変に苦労「物事をなすには、平坦な道はない!障害競走と思え!」と励ます。
全国47県の推進状況 97.9% 千葉県だけが条例化されていない。
千葉県知事は、皮肉にも女性知事である。
会場の皆さんに質問(挙手で答える)
1.女性に、今度生まれてくるとしたら
男性に 50% 女性に 50%
2.男性に 今度生まれてくるとしたら
男性に 100%
この結果は、全国の統計にほぼ同じだそうだ。
昔と今の予測、昔がよかったとはいわないようにしよう。
日本は戦争の予算を、豊かさにまわされ、いまの豊かさにつながっている。
氏の人生相談から、女性の悩みの体験を語る。
4人の姑に仕えた相談に!認知症の姑女とどうむきあくか!
大事にしたいものは、伝統で!因習とは区別しろと!
伝統には、感謝したい、物事で責任転嫁してはならない。
静岡・東北の保守国と因習
東北の青年の結婚式の例
結婚式をホテルで、
翌日実家の戻る。ここが悪しき因習!
実家に入る嫁は、裏城戸から、マスに豆をいれ!嫁はまめに尽くしますとの因 習だ。長男は怒り、嫁と一緒に裏城戸から入る。
因習には勇気が必要だ!一人ひとりの勇気の行動から因習を,
取り除く事ができる。
この夫婦は、幸せな2児の父母となっている。
3.男女共同参画推進の必要性
・性別で捉えない(肉体、精神特技性)
・形を作る因習改革
・人間に生まれて、男女平等で、才能が花咲く人生であるべきだ。
4.社会保障制度について
・日本は金を掛けすぎか GDP日本24.5%イギリス30 ドイツ、デンマーク45%
・保障すれば、活気がなくなる
・怠け者を作る
・競争力が大事だ
5.日本の特殊性
・高齢化率(世界ナンバーワン)21.6%先進国(東欧)、14~16%
原因は、出生率低すぎる!日本1.3
フランス2.0北欧1.6~1.8
2050のは、日本の高齢化率は、50%とと予測される。
6.EUの連合体が一つ国家となり、べートウーベン第九合唱されている。
ベルリンの壁が破れ、第九が合唱された。
人権に愛があり、協力、苦労の後にこめた未来に希望がある。
男女の混合、調和と希望を見出せると講演。
「男女をきらうべからず」諸法実相抄にある。
因習改革は、習慣革命、しきたり革命、権力枠改革かと感じた。
島国日本が、いよいよ地域によき伝統作りに目覚めなくてはならない。
樋口恵子氏は、 地方分権推進委員会委員、総理府男女共同参画審議会委員、
内閣府男女共同参画委員、2007/12 「社会保障国民会議」メンバー