あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

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2014年01月08日 | 肖像画

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画家の仕事の難しさを上げればきりが無いように思いますが、最近ある検索サイトでご主人が画家を20年続けているけれど生計を立てるのが最近難しくなってきたと・・・、奥様が正直にアドバイスを求めておられました。実に身につまされるリアル内容ですが、20年も続けて来られたのですから頑張ってほしいように思います。ここで思うのは、画家と言えども独り立ちしてこそ自営業(画家)と言えるのではないでしょうか。私は当然画商さんから声を掛けられるでもなく、誰を頼れるわけでもなくこの仕事を今現在十数年やっております。恵まれた環境が無かったことが私の強みともなったように思います。もちろん先の事は分かりませんので、戦々恐々とした日々もありながら緊張感を忘れずにと心掛けております。

普通画家でのデビューとして多くの皆さんが考えられることは貸画廊での個展、大きな公募展への出品。注目を浴びる事を期待して制作に数ヶ月かけるといった事などがあげられるでしょう。しかし、これらは全て時間とお金の出費オンパレードになってしまいます。裕福な環境が無ければ、その間何方かの経済的支えが必要になります。私には全く余裕がなかったので、いきなりの肖像画の注文取りから始めました。注文が取れることで制作し、恥ずかしながらその繰り返しで生活を回してきました。注文が取れるにしたがって間違いなく肖像画のグレードも上がっていくのだと実感。大きな賞も頂くことが出来、昨年は国会という大きな依頼主にも恵まれました。

画家が画商さんに頼ればいわば零細企業の下請けみたいな構図になります。いつも親方の機嫌を伺うことになります。例えれば仕事がもらえず経営難で潰れていく町工場になるか、独自の発想で新たな商品を生み出し独自の販路を開拓する工場になるか。画家と言えども構図は一緒だと言えます。先にあげたご主人は20年間画商さんの手の平で踊っていたとも思えませんが、直接のお客様の感想が伝わらない状況だったように思います。絵を描くその先にあるもの”お客様の感動”観ずしては画家としてもったいないと思います。人頼み画商頼みの中での生活程不安なものはないように思います。絵を描くと同時に人間としての強さも求められます。騙される経験もあるでしょうし、お客様とのある種バトルもあるでしょうし、自信を失いかけるときもあるでしょう。思い通りにならない事だらけでストレスの連続かもしれませんが、気が付けばなんだかんだといろいろな引き出しも増えたくましくなっていたりもします。こんな体験の積み重ねがあってこそ人生も充実したものになるのでしょう。生活苦があれば、アルバイトや転職もありでしょうけれど、究極追い詰められる時こそ妙にアイデアが湧いてきたりすることも事実です。皮肉なことに現在の私があるのは、前職の経営が行き詰まり、結果的に藁をも掴む気持ちで肖像画家を目指したという現実もあります。再生のための逃げ道!?が肖像画家だったとは、今や天職と思い人生最後の職業として頑張っていきたいですね。

所属する美術団体においても肖像画の仕事がないからといった事で筆を置かれる方もいらっしゃいます。何とか解決する道を探って頑張ってほしいと思いますが・・・。

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夜の部はお隣”田原坂”さんへレトロな雰囲気がいいですね・・・。

 

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