新. _ 植 物 紀 ・ s e e d .

復活、新植物紀!!

トリエンナーレ

2019-10-07 20:13:18 | 日記
若いころ、トリエンナーレが始まった。

そもそも先鋭的な芸術は大嫌いだ…

クソの足しにもならん。

興味もなかった。しかし、今年のトリエンナーレは、すさまじい。

表現の不自由展 その後

というテーマの展示で朝鮮の慰安婦像のレプリカ、そのとなりには空席の椅子が飾られた。

この挑発的な作品は見事に表現の不自由さを見せつけてくれる。

社会現象にまで成長し、作品自体は取り除かれたにもかかわらず、存在感を増している。バンクシーをも凌駕している。

この現象から、何をくみ取るべきか?

レプリカたったひとつで、揺らぐ社会。たった1人の作品に意のままに操られる知性の危うさ。

しかし、1番感動するのは、これが捨て身の覚悟を持った作品ということだ。

これだけの動揺を招いた作者の安全は保障されないだろう。

表現の不自由展 その後

これからどうなるのか?気にせずにはいられない。

これほどまでに主催者や、作者に支配されたことはない。

どうなる、表現、どうなる、芸術、どうなる、日本。


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