gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

オリエンテーション

2013-07-18 01:15:16 | 無題
さてさて、今日はオリエンテーションがあった。

昨日は不満たらたらな文を書いたが、

気持ち的には静かに引いているといった感じだった。

イマイチ入り込めなくて、大丈夫かなぁ自分辞めちゃわないかなぁ、

辞める方向になってしまわないかなぁと危惧していた。

が、

今日は一転ちょっと晴れた。


というのも、私を面接した面接者5人のうち、

もっとも私をよく理解しようとし、かってくれ、評価してくれていたようだという人

(社長をのぞいたら、一番偉そうな人に見えたが、本当に偉い人だった。

だけどそれを鼻にかけた感じがない、気さくでいて落ち着いた感じが私は好きだ。)

が自分の担当部署についての話をする際に、

自分の入社前からの生い立ちを聞くことができたからだ。

上司の上司の上司にあたるその人は、

話ながら気持ちのいいアイコンタクトをとってきており、

合間の話から、

新卒のデザイナーは採らない、使えないから―とか、

毎日面接しているけど―とか、

その分落としているわけでもあるけどーとかいう話から、

ちょっとは私に期待しているのだなというのが伝わってきて、

嬉しかった。

「一度、いやでもマネージメントやってみるといいよ。案外おもしろいかもしれないから」

と皆に話しているときに、話終わったあとに、私に目配せしたので、なんでだろう?と思ったが、

そういえば面接で私のことを、マネージメント的なこともやっていたんですねと、

捉えている人だったと思い出した。

自分でもそうかもしれないなぁと思っていたが、

他社の面接ではなかなか評価というか目に留めてもらえなかったから、

やっぱりこんな規模、期間じゃ評価にあたいしないのかと考え直していたところだった。

けれどこの会社とその人はその点をかってくれたみたいで、

とても嬉しかったのを思い出した。




また来年新卒のインターン生と一緒だったのも楽しかった。


ジョブローテーションはやろうとしているけどできていないという面接での話だったけど、

似たような部署だったり、

社歴の長い人はその分いろんな業務を会社の成長とともに任されていて

(営業だったのにLANの設定をやるのが仕事になりさらに違う業務を任され、講師をしたりーとか)

なくはないじゃんと思った。

だがこれは、営業や社歴が長い人は流れでそうなったというだけで、

デザイナーはジョブローテーションがなく、

スマートフォンからPCへとか、アカウントプランナーや、

広告企画になれるわけではないのかもしれない。

ひょっとするとディレクターにもなれないのかもしれない。

営業からディレクターにはなれそうだが。(会社の構造上)

そうなってくると、本当にこの会社にいる意味なくなってくるなぁ、

どうしようかなぁと今から悩んでいる。


この会社では業務が細分化されすぎていて、

仕事の幅が広げられないのだ。

私は前職ではエンジニアさんの行うところと、営業が行うところ以外は

すべてカバーするくらいをやらさせてもらう機会があったし、

営業やエンジニアの業務にも少し足をつっこんだ感じで、

気づいたところはお手伝いさせてもらえていた。

それをやっかんだり、領域に入って来るなという人はいなかったし、

むしろ喜んでもらえていた。

まさしく手をあげればできるかぎりのことはなんでも任せてもらえるし、

手をあげたから、あとは任せたと手放しにされるわけでもなく、

相談すれば、ちゃんと相談に乗ってくれた。

失敗しても大丈夫という頼もしい空気があった。

なにかあったら上司たちがうまいこと巻き取ると。

(本当に巻き取れそうだから、すごい。し、くやしい。)


それが今では、種類のたくさんあった業務の中の1つしか仕事としてないのだ。

ライティングやコーディング、

手をあげて提案したり、話し合いに参加する機会、頭をひねる機会というのが、

ほとんどないようなのだ。


今までのスキルを無駄にしてしまうがごとくのこの状況に、

私は面接で言われた1年はこれをやってもらうという、1年はがまんしてみるつもりだ。

なぜなら正社員だから。

そのあと、

本当に、社長や同席した面接者(上司の上司)が漏らしていたように、

(ジョブローテーションをやろうとしているけど、なかなかできないとか、

女性のリーダーは1名いるくらいで、それも一番下のクラスとか。

直属の上司も面接で、私のやりたいことと配属される部署の仕事が違くて、

―提案やディレクション的なことをやりたいようだが、

そういう感じの仕事じゃないことについて何度も危惧していた。

下手すると自分が今やっている仕事はつまらない仕事なんだけどそれは大丈夫ですか?

といったような説明だった。

私はそんな後ろ向きにならないでよと、

その仕事の中でも楽しみを見出せると思うのですが、

その仕事の楽しい点、やりがいはどんなところですか?

私はあると思うのですが、新しい視点をいただけたら。と質問した。)

ジョブローテーションも昇格もないで、

同じような仕事をずっとやらされるようであるなら、

考えるしかないけど、

その時点で辞めることを考えたとしても、

そんな仕事しか任せてもらえなかったことにまず、

それだけしか能力がないんじゃないのと面接で訊かれそうで、

まず転職は難しくなってくるだろうなっていうのがあった。


それに、もう転職活動はいやだ。


今回はこの業種での職歴が短いことが、

転職を難しくしているように言われた。

だからどこでもいいから2年以上続けてくれれば、

どこへでも行きたいところへ行けると言っていたが。

―これは言い過ぎで、そうすれば紹介できる案件がぐっと増えるし、

年齢的にもとおりやすいと言いたかったのだろう。

エージェントから言われたとおり、2、3年やったとしても、

年齢も相まって、今度はまた別の“転職を難しくしている要員”が頭をもたがるのではないかと

危惧している。

あと2年といったらいい年だ。

それなりのスキルと知識、マネージメント経験はついていないと、

なんで転職するの、なんでうちにくるの?うちにきてどう活躍できるっていうのというのがある。

若ければこれからに期待できるが、

そうでなくなってくれば、即戦力として確かな実績がほしいし、

さらには、年齢や職歴があっても、それでも扱いやすい人間力がある人がいい、

それでも給与のことを考えると若い人を雇って安くすまし自社内で育つのを期待する方が、

吸収力もあるし、前社や前前社と比べてなにかやっかいな問題(提案)を持ち込む可能性が低くて

いいとなるかもしれないのだ。


年齢が上がるだけ、

その人唯一特有のスキル、その人でなければならない理由が必要になってくるのだ。



それよりも、私は会社のもとで働きたいのかがいよいよ疑問になってきた。

別に会社のもとで働きたいわけじゃない。

そこに一緒に働きたい人がいるから働いているというのが一番じゃないだろうか。


以前は仕事内容が重要だった。

広く任せてもらえそうか、

ポートフォリオに載せられる仕事ができそうか、

人に自慢できる(胸を張って見せられる)仕事ができそうか。


だけど、今回は入社してみたら希望の配属先と違った、

組織構造的にいろいろと活躍の場が制限されている。

となったとき、

ここに内定が決るまでの他社を含めた面接の数々を思い出してみると、

会社によってやりたいことが制限されるなら、

会社という枠組みの中にわざわざ苦労して入っていく必要ない、

わざわざ辛い思いして入っていく必要ないというのがある。


経営理念が、思考が、人間面が、

これまでの実績としてあるかないかが、

さらには入社するまで、入社してからも信用にたる人間か、

社内の人やインフラに慣れるまで

を考えると、

もう面接でイヤなことを言われたり、いやな表情浮かべられたりせずに。



そんなことを

『金持ち父さん、貧乏父さん』というのを

読んでいて思った。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。