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バーボングラス片手のロックな毎日

ラストアイドル 青春トレイン

2019-08-27 22:02:35 | MUSIC/TV/MOVIE

ラストアイドルを最近知った。

ラストアイドルという名前のグループなのか、これがユニットなのかよくわからないまま、たまたまTverで知った。というか観た。

かなりいい。結構いい。

 

テレビ朝日の番組タイトルは知ってたのだが、てっきりアイドルのドラマだとばっかり思ってた。ドラマ上の架空の設定で、いろんなところからアイドル候補が集まってデビューする前にすったもんだあってってドラマ。アニメでよくありそうな設定。なんて勝手に想像してたのだが、たまたま見たやつが8月10日の神宮外苑オープニングアクトのステージがどうたらこうたらって回。

ちょっと気になって見てみたら、いきなり振付け師がメンバーを鍛えるシーン。登美ケ丘高校ダンス部のコーチakaneさんが登場。ダメ出しされたり、センターの子がスランプ(?)になって外れたり、予備知識無しに観たから一体なんのこっちゃってわからんままに続けて見てた。どうやらドラマ内の設定アイドルグループではなく、すでに存在してるグループで、今回の曲は7枚目のシングルらしい。

グループ史上最高難度の振り付けって「なんか乃木坂46でもそんなこと言ってた曲あったな」なんて思ってたら、まぁほんまにハード。しかもバブリーダンスと同じく、みんなの息が合わないとバラバラで見てられないような感じになってしまう群舞。その代わり揃うとかっこいい。

 

「青春トレイン」

歌詞が秋元さんぽいなぁ、メロディがAKB48っぽいなぁ、衣装が乃木坂46ぽいなぁ、ダンスが欅坂46っぽいなぁなんて思って観てたが、ダンスも曲もかっこいいぞ、すごいぞ、いいぞ。見てて涙が出そうになっちまったい。一気にファンになってしまいそうだ。

で、見終わってからYouTubeで検索したら、他のアングルのやつとかアップされてるの。公式で。さらにwikiで検索。便利な世の中になったもんだ。検索してびっくり!。なんだ、なんだ、この壮絶な関係者は。秋元康、つんく、指原莉乃、近田春夫に後藤次利・・・。王道アイドル育成番組から誕生したグループだったのね。勝ち抜きなのか、生き残りなのか、競い合い、凌ぎ合い、せめぎあって残ったメンバーってことね。

センターの子は阿部菜々実という名前らしい。えっ?17歳。番組を一回見ただけだからわからないが、かなりこの子はヤバイ。欅坂46の平手友梨奈を最初に見た時、もうだいぶ前になるがSKE48松井珠理奈のデビュー時を思い出す。この子はまだまだ伸びそうだ。上から目線ですまん。既に知ってるファンには「今頃言うな、このニワカが」と怒られそうだが、一般レベルの知名度では多分まだ俺と大差ないと思うぞ。(違ったらごめん)

 

この「青春トレイン」。やはりこの曲の作詞は秋元さんだった。曲はAKB48の「365日の紙飛行機」などをはじめグループの曲を色々作曲してるユニットaokado。AKB48の「Biginer」や「風は吹いている」欅坂46「サイレント・マジョリティー」などに通じるいいメロディだ。俺はちょっと危機感を感じるこんなメロディラインが好きだ。(「マジスカロックンロール」や「パレオはエメラルド」みたいなのも、それはそれで好きなのだがね)

 

ただ、このダンスっていうか群舞。最初テレビ番組で見て、Youtubeでいろんなバージョンで見てたら、なんか違和感感じるの。難しいとか難度が高いとか専門家ではないのでよくわからんが、このダンスは飽きる。(気がする)

「大声ダイヤモンド」「フライングゲット」や「二人セゾン」「インフルエンサー」などは、人数が増えても少なくなっても、はたまたメンバーが変わっても番組や舞台によって構成や編曲変わっても観れるのだが、この曲はどうなんだろうって。今までのAKBグループや坂道グループの楽曲と違い、なんか違和感がしてしょうがない。高校ダンス部の演武は歌いながら踊らんからね。なんて思ったりするのは俺の偏見かな。

まぁ俺の言うこと、思うことなんてあてにならない。

アイドル界のことはほとんど知らないまま歳を重ねてきたんだから。

 

古くはキャンディーズやピンクレディの時代から、山口百恵も松田聖子も無縁。別にあっちの趣味(ゲイとかホモ)ではないよ。学生の頃から女の子は好きだ。ただ芸能界のアイドルには全く興味がなかっただけ。クラスのみんなが「ミーちゃん派かケイちゃん派か」とか「百恵派か淳子派か」「聖子か明菜か今日子か」で盛り上がってても話についていけないの。まだ「拓郎か陽水か」とか「世良公則かゴダイゴか」「ラウドネス(LAZY)かアースシェイカーか」とかなら会話が成り立つんだけどね。

そりゃテレビの歌番組ではアイドル見てたよ。でも渚のシンドバッドのギターリフには興味をもってもUFOの振り付けには興味ないしね。逆に男で踊れる方が怖い気がする。山口百恵も中森明菜も昔のアイドルの曲は好きだ。今聞いても素晴らしい楽曲は多い。バックの演奏もアイドル歌謡にアレンジされてるが、じっくり聞くと弦楽器や管楽器、ドラムなどはかなりハイレベルだったりする。

以来、大場久美子も石野真子も榊原郁恵も、堀ちえみも薬師丸ひろ子も風間三姉妹も無縁。歌とか曲を好きになることはあっても、アイドルそのものを別にファンになったりしない。胸が大きいとかビキニがどうとかそりゃ男だから興味はあるけどさ。明星とか平凡とかはもちろん見るし読む。でも、グラビアを下敷きに挟んだりすることもない。なんでだろ、芸能界って遠い世界って思ってたのかな。(田舎暮らしではないよ)。ブラウン管(表現が古いな)の向こうの世界は別世界って感じだったからかな。

でも、なぜか河合奈保子のLPが未だに家にある。だが、いつ買ったのか、なぜ買ったのか記憶にない。不思議だ。誰かからの借りパクか?

記憶にあるアイドルのレコード/CDで最初に買ったのはモーニング娘。の「LOVEマシーン」。これは名曲だ。ダンスも破茶滅茶なんだが楽しくなってしまう曲だ。

続いてプッチモニの「ちょこっとLOVE」、ミニモニ。のと言うよりミニハムず。

 

そしてようやくAKB48。「大声ダイヤモンド」で松井珠理奈を見てから一気にはまった。「いい歳こいて」とか「中学生とか高校生が好きって、ロリコンか」などと暴言を吐はかれつつ(「じゃぁ当時の中三トリオとか角川映画はどうなんだよ」と反論したい気持ちを抑えながら)アイドルもいいなぁって。

 

そしてももいろクローバーZ。「サラバ、愛しき悲しみたちよ」をテレビドラマ(たしか北川景子のドラマ「悪夢ちゃん」だ)で聴いて、うわぁかっこいいって。買うまで作曲やギターが布袋寅泰と気がつかないってのは、暴威時代からのファンとしてはちょっと問題があるなぁ。「泣いてもいいんだよ」も悪夢ちゃんの挿入歌だったな。中島みゆきVer.は「麦の唄」のカップリングに入っているが、たんこぶちんVer.もいい。滝藤賢一が出演してる父の日ver.の映像は泣けるぞ。

 

それぐらいのレベルの俺が、今、ラストアイドルの楽曲や振り付けのことを如何の斯うの語っても説得力もないのだが(誰にだ)、ちょっと気になったグループなので書いちまったい。そのくせまとまりがない文章だ。長ェよ。まぁ、いつものことだがな。

 

 



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