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バーボングラス片手のロックな毎日

甲子園 暑い夏がもうそこまで来てる

2018-06-04 18:20:46 | BOOK/COMICS
梅雨前の青空。もう夏はすぐそこだ。
夏の風物詩といえば甲子園。
全国の高校球児の暑い夏が始まる。

今年の朝日放送のテーマソングは嵐が歌う夏疾風。
ゆずの北川悠仁が作ったこの曲のPVが、Youtubeで公開された。
これがなかなかの出来なのよ。

今年100回記念大会ということだからか、今までの名選手や名シーンがふんだんに盛り込まれてる。
王貞治、江川卓、桑田真澄、松井秀喜、松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大、斎藤佑樹、大谷翔平、藤浪晋太郎、そして清宮幸太朗。残念ながら清原は映ってなかった(見落としてたらごめん)不思議なもので、Numberという雑誌の甲子園の怪物特集がこの面々なのはただの偶然なのかな。



甲子園史上名選手は誰だ、名勝負はどれだなんてこのシーズンあちこちの飲み屋で語られ喧々諤々。あいつはすごかった、この勝負は目が離せなかった、圧巻だった、いやいや忘れちゃいけないあの試合・・・。長い歴史にはみんなの想いが詰まってる。このPVもそんな思いで作られてる気がする。

今年は100回記念大会で北海道と東京以外にも、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡からも2校出れるらしい。
大阪は毎年2枠アベレージでもいいと思ってるんだがね。大阪桐蔭が強すぎる。

甲子園は選手たちのプレーや名勝負もいいのだが、アルプススタンドで応援してる学生がいいのよ。
炎天下をものともしない学ランや制服の応援団やチアリーダー、選手や客席を鼓舞するブラスバンド、祈りを捧げるように見つめる瞳。声を枯らしてエールを送る。そしてやがて訪れる涙と歓喜。

いつもこのゲームセットのサイレンの音を聞くと、ユーミンのNO SIDEという曲が俺の頭には流れてしまう。



晴れ晴れと校歌を歌う選手たちを、ある者は悔し涙で、ある者は呆然と佇みながら、ある者は清しくやり切った満足感で見てる。そして観客席のみんなも同じくその目に焼き付けんとばかりに見てる。
この曲ノーサイドはタイトル通りラグビーの試合終了のホイッスルが鳴った時を歌った唄なんだけど、甲子園の試合終了のサイレンでも悲しいほど合ってしまうのだ。

高校スポーツの頂点を競う聖地は、ラグビーなら花園(大阪)、サッカーなら国立(東京)などあるが、それでも知名度や憧れでは高校野球の甲子園が一番だろう。
吹奏楽の普門館(東京/今は名古屋国際会議場センチュリーホールで開催)も有名だが、その他あらゆるジャンルの文化系全国大会で、甲子園と名打つ(愛称とされる)大会がある。そのほとんどは兵庫県の甲子園球場では行われないのだがね。(甲子園球場が大阪だと思ってる人は意外と多いが兵庫県だよ)

書道パフォーマンス甲子園(全国高校書道パフォーマンス選手権大会/愛媛県)
漫画甲子園(全国高等学校漫画選手権大会/高知県)
写真甲子園(全国高等学校写真選手権大会/北海道)
かるた甲子園(全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会/滋賀県)
などなど他にもいっぱいあるのだが、やはり甲子園と名付けると高校の頂点の大会って感じになるからかね。

書道パフォーマンス甲子園は成海璃子主演で書道ガールズ!! わたしたちの甲子園という映画にもなってる。



かるた甲子園は末次由紀さんの漫画ちはやふるで全国高等学校選手権大会となって描かれてる。



広瀬すず主演で実写版映画にもなっている。



写真甲子園は桐木憲一氏の漫画、東京シャッターガールで描かれてる。



実際にはないのだが、大食い甲子園って漫画もある。



全国47都道府県代表の高校生が大食いで競うこの漫画の作者、土山しげる氏は先日お亡くなりになられた。


甲子園。
毎年怪物が現れ、熱戦が繰り広げられる。

今年も暑い夏がもうそこまでやってきてる。


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