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バーボングラス片手のロックな毎日

ごくせん 赤いジャージと決めセリフは・・・

2020-06-17 23:11:32 | MUSIC/TV/MOVIE

仲間由紀恵が好きだ。

と、もうかれこれ20年近く言ってるのだが、ごくせんの再放送を見て再認識。うん、可愛い。

 

一度見た映画をまた見たりとか、VIDEOやHDD録画したドラマを何度も見たりとかほぼしない。ましてやドラマを再放送でもう一度見るってのは、お客様や友達とかと話してて、どうも話が喰い違うって時くらい。どちらかの記憶が間違ってるのか、勘違いか、記憶がすり替わってるかってのを確かめたりする、そんな時くらいだ。

 

しかし、昨今の新型コロナ騒動で、4月クルーの新ドラマが途中止めになったり、初めから放送されなかったりになってる今、昔のドラマが再放送されてる。前にも書いたが「愛していると言ってくれ」の再放送に再発見がいっぱいできて楽しかったので、この「ごくせん」再放送もせっかくのこの機会にと観る。(正確にはTverで2002年度版全話を一気見した)

 

うん、可愛い。改めて再認識。

そうだ、俺はこのごくせんで仲間由紀恵に本格的にハマったのだ。

 

メガネかけて、ツインテールで、ジャージ着て、生徒にタメ口きくその姿は、それまで見たことがなかった仲間由紀恵だったのだ。

それまでは「踊る大捜査線」(SPECIALかなんか)で「父を探してください」って棒読みでちょい役で出てたり、「神様、もう少しだけ」で薄幸の深田恭子から金城武を奪おうとしてたり、「P.S.元気です俊平」で堂本光一の初恋の人なのに書店の店長と不倫してたり、「二千年の恋」で中山美穂の妹で東幹久にボロボロにされてたりしてた。

 

でも深夜にやってた「TRICK」を見て、一気に仲間由紀恵が好きになった。売れない自称天才マジシャン。「まるっとお見通しだ!」の決め台詞。可愛いのだ。

 

そしてこの「ごくせん」がゴールデンタイムではじまった。

TRICKでの仲間由紀恵の可愛さが、このごくせんで、さらに昇華されているのだ。

 

TRICKでは笑ってても目が笑ってないケタケタ笑いなのだが(それはそれで可愛い)、ごくせんの仲間由紀恵はニコニコよく笑う。可愛い。

 

TRICKの物理学者(最初は准教授)・阿部寛との会話は「おい、上田、○○しろ」と、タメ口というか上から口調だが、ごくせんで生徒に対する言葉使いも「お前ら、○○なんだな」という感じだ。どちらも可愛い。こんなぶっきらぼうな言い方して可愛いのは仲間由紀恵くらいだ。

 

TRICKの刑事・生瀬勝久は仲間由紀恵を下に見てぞんざいに扱うが、ごくせんの教頭・生瀬勝久はもっとぞんざいに扱う。

教頭に嫌味言われムキになったり、注意されてごまかそうとしたりする仲間由紀恵が可愛い。

 

ごくせんシリーズ全話(映画含む)に出てるのは、ヤンクミ実家・大江戸一家の宇津井健らを除いては、この生瀬とクマ(脇知弘)だけだ。

 

そして生瀬勝久は「TRICK」「ウソコイ」「ゴーストママ」「功名が辻」「貴族探偵」、映画「g@me」などで共演してる。生瀬勝久とはとても相性がいい。映画「ガメラ」にも二人はチョイ役で出てたと思うのだが、記憶が曖昧。

TRICKでは母・野際陽子の飄々さに振り回されてたが、ごくせんでは、両親亡くなったあと育ててくれた祖父・宇津井健を慕ってる感が溢れ出てる。悩んでる仲間由紀恵にそれとなく助言や苦言をしてくれる宇津井健。亡くなられたのが残念だ。

 

ごくせん第一シリーズで松本潤演じる不良生徒のリーダー・沢田とは、原作ではもっとこのあと親密になるのだが、第二シリーズ以降登場しないのがちょっと残念。

小栗旬をはじめほとんどの元生徒がカメオ出演したごくせんMOVIEにも出なかった(赤西仁もね)。仲間由紀恵がハメ外した時に松潤が「バカか」ってちょと呆れたように言う、あの距離感がいいのにな。

 

ごくせん第一シリーズでヤンクミが恋い焦がれる生活安全課刑事・沢村一樹は、映画「ごくせん THE MOVIE」では衆議院議員に立候補するIT長者役で出てる。刑事役だった沢村の印象が強いので、裏の顔があり覚せい剤をさばいてる悪い沢村っていうのが、なかなか入り込めなかったな。

とにかく、ごくせんを見て思う。この仲間由紀恵はマジで可愛い。こんなに可愛かったのかというくらい可愛い。(しつこいな俺も)

 

お約束の生徒のピンチに駆けつけ、群がる不良を素手でやっつけるシーン。現場に向かいながらメガネを外し、おさげのゴムを外しワンレンヘアをなびかせ「何やってんだ、お前ら」と颯爽と登場。数人しばいたところで悪役不良グループの陳腐なセリフ『何もんだ?テメェ!』に、「私?私はこいつらの先生だよ」のキメゼリフ。

と、水戸黄門や遠山の金さんのような黄金パターンだが、実はこれ、定番のように書いたがこの2002年度版ごくせんでは、このシーンは数回しかないのだ。

 

第1話目での、教頭・生瀬が落とした集金袋を盗んだクマだが、街で不良フループに奪われてしまった。それをアジトへ取り返しに行った時。(ただし松潤が駆けつけた時はすでに全員ボコボコにされ終わってた)

クマが惚れた女の子には彼氏がいて、彼氏とともに不良グループに絡まれたのを助けに行って、ボコボコにされながらも必死で彼女を逃がそうとしているところに現れるシーン。

そして最終回前の、またもやクマが地元愚連隊に喧嘩売って返り討ちにあい、ボコボコにされてるのを助けるシーン。

 

『何もんだ?テメェ!』からの「私?私はこいつらの先生だよ」のキメゼリフ。実は 3回。毎回言ってるのではない。

オープニングアニメのせいで、星一徹が毎回ちゃぶ台返し(食卓ひっくり返して食事を台無しにする)してると勘違いされてるのと同じか。

北斗の拳で、悪人が秘孔を突かれて死ぬ時、必ず「ヒデブ!」と断末の叫びをあげると思われてるが、これ、アニメのせいだから。原作漫画の方では一度だけ雑魚キャラが言った(叫んだ)だけだから(本当)。

でも、なんか毎回言ってると勘違いするほど印象的だってことだな。

 

 

それと同じく、トレードマークの赤いジャージ。

これも劇中で着てるのは数回だ。第一回目の赴任してきてすぐの紹介時と、あと一回くらいだ。

それ以外は白とか水色とか結構カラフルなジャージだ。

なのにごくせん=ヤンクミ=赤いジャージと思われてるのは、パッケージのせいか。

 

 

いや、可愛いからいいんだけどね。

細かいことはみんな気にしてないのは知ってるよ。

 

じゃぁ、もっとカルトな事を。

TRICKでは山田奈緒子、ごくせんでは山口久美子(通称ヤンクミ)、功名が辻では山内千代、エラいところに嫁いでしまった!では山本君子、島根の弁護士では山崎水穂。

仲間由紀恵の当たり役は、なぜかいつも「山」から始まる名前だ。

どうだ。

って誰に自慢してんだか。

 



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