石原さとみが看護師の資格を取る勉強してるんだと。
ある番組でのトークでこう言ったら、早速非難轟々。
「看護師って職業をなめるな」
とか
「女優の片手間にできるもんじゃない」
とか
「実際の看護師の仕事のハードさを知らないから言えるんだ」
って。
もしこれらが本当の看護師や医療関係の人が言ってるのならまだわかる。
でも多分こんなことSNSなんかでつぶやいてる人って、多分看護師でもなんでもないんだろうな。
だって本当の看護師なら
「本気で看護師になりたいのなら歓迎!でも大変だよ」
とか
「映画『風に立つライオン』でのアフリカの辺境で従事する看護師役演じてハマったか?」
とか言うだろう。俺は看護師じゃないからわからんけど。
それをなんもわざわざ
「この仕事をなめるな」
なんて言う必要もない。
もし本気でこんなことを言ってる看護師がいるとしたら
「私はこんな大変な仕事を頑張ってるんだよ」
と誇示したい人か、仕事でストレス溜まって
「気楽な女優って仕事してる人にはわからんだろうな」
と女優の仕事を逆に舐めてる人だろうな。
浮き沈みの激しい芸能界で生き残るのも大変なことだし、売れたら売れたで休みも無くハードなんだから。
だけど、華やかな世界に見える芸能界。
昔みたいに「苦節20年、みかん箱の上で歌ってようやく紅白に出場」とか「歌手になりたくてギター一本だけ持って夜行列車で東京に来た時、所持金が3千円だった」なんてのは聞かない。師匠のもとで小間使いとして修行してようやく高座に上がれたとか、付き人をしてようやくドラマにぽつぽつデレ始めたとか、オーディション何回も落ちてエキストラばっかりだったがようやく今回名前のついた役がもらえた、なんて話は聞かない。
「渋谷歩いてたらスカウトされて」
「母が勝手に書類送って」
などとトークする芸能人が多いから誤解が招かれる。
「やることがなく、なんとなく芸能界に入って、気がついたらもうベテランと呼ばれるようになりました」なんて人は謙遜してるだけだ。
ただなんとなく適当にやってるで通用するほどどの世界でも甘くない。
モデルあがりでちょっと美人だから起用、お馬鹿タレントとして起用、キワモノとして起用、そんなタレントはゴマンといるが、その中で生き残れる人は少数だ。
そんな芸能界の彼女彼らからしてみれば、
「資格を持ってる人」「手に職を持ってる人」「安定した給料がもらえる勤め人」
は憧れだろう。
女優や歌手には資格はないもんな。安定もない。
逆にその資格所持者や職人たちからしてみれば
「いいなぁ華やかな世界で」
は思ったとしても
「女優くらいなら私でもなれる」
と勘違いしてる人は少ないだろう。まぁ100歩譲っているとしても少数だろう。
その人たちが
「女優のくせに我々の仕事をなめてる」
なんて言わんよ。
今クールのドラマで、石原さとみの役柄は校閲者だが、それを見て校閲者や出版関係者が
「校閲の仕事をなめてる」
とは言わんやろ。
なんか最近こういう人多いよね。
被害者妄想っていうのか、平等意識が高すぎて差別被害者のような発言する人。
実際に多いのかはわからんが、マスコミはこういう炎上ネタを探して拾うのが好きなのか、よく見かける。
以前もキャリアから無職になった女性がバスガイドになるドラマがあった。
主演の藤原紀香が番宣で「底辺にまで落ちた女性の復活劇を楽しんで」って言ってしまったから大騒ぎ。
「バスガイドは底辺の仕事かよ」
この場合はまだわかる。本職のバスガイドさんからしてみれば、藤原紀香のこの発言は、自分の仕事をなんかバカにされたような気がするからね。
悪気があったわけじゃないんだろうが、いい気はしない。
でもさ、このケースもバスガイド職についてる人やバス会社の人がクレーム入れたり騒いでたりしてたわけじゃないだろう。
多分騒いでたのは、その職業と全然関係ない人たち。
芸能人の発言やコメントに対し、もし本当にそのジャンルの本職の人間がクレームを入れるとしたら、よほど職業貴賎な発言かトンチンカンな的外れの場合だろう。
ホリエモンの
「寿司職人が10年も修行するのは馬鹿、愚の骨頂。数年でで技術も知識も習得できて独立できるはず。安い金で雇いたいから親方が教えないだけ」
なんて発言でさえ、寿司職人からクレームが入ったとは聞かない。
なぜなら本当の職人なら
「へぇ、そんな数年で簡単に独立して店が維持できるならすごいなぁ」
って思うだけで、馬鹿にされたとは思わないだろう。
「もし本当にできるなら見てみテェなぁ」
くらいじゃないかね。
これまた以前の話だが、広瀬すずがとんねるずの番組で
「何故青に人はその職業になろうと思ったのかを考えることがある」
って発言した時も大騒ぎ。
広瀬すずは、ボーとしてる時に人間観察しててそう思うんだそうだ。何故この人は電線を取り付ける仕事を選んだのか?って。それを木梨が「じゃぁあの人見てはどう思う?」って番組スタッフを指差して話し振ったから広瀬すずは「なんで照明を当てるとか、ケーブルを整理するとか、裏方の仕事を選んだのかなぁ」って答えた。
これに対しても「仕事をなめてる」って。「女優はそんなに偉いのか」「世間知らずもここまできたら笑える」だって。
バカかね。ただ「この職業になぜ就こうと思ったのか」って疑問に思ってるだけを、職業貴賎や差別発言にまで広げられるその被害者意識ってどうにかならないのか。
上から目線された。下に見られた。馬鹿にされた。
どんな仕事だって他人からそんな風に言われたり見られることあるだろう。
野球選手に「バット振ってりゃ金になるっていい仕事だ」とかサッカー選手に「球を蹴ってりゃいいなんて楽な仕事だ」などという人もいるだろう。
ダンサーだって、ガラス職人だって、声優だって、フィギュア模型士だって、認めてないのか、認めたくないのか。
妬みなら、自分の仕事に自信が持てないやつだろうな。だから他人の職業を貶めることで自分の仕事を卑下することを消す。
石原さとみの看護師の勉強してる発言も、
「『もし芸能界を干されたら、分からないから…』ってこんだけ売れてても不安なんだ」
ってくらいのことなんだけどなぁ。
覚せい剤で捕まった後「介護士目指す」って言いながらとっとと芸能界に戻ってきた酒井法子とか、義父の介護するって芸能界やめたくせに覚せい剤で捕まった高知東生とか、そんな奴らがいるせいで今回の石原さとみの発言も「点数稼ぎでしょ」とか「イメージアップ狙い?」って斜にとらえる人もいるんだろう。「軽い気持ちでやるなら続きっこないよ」「本気でなる気がないんだったら言わん方がいいよ」ってね。
ユーキャンの通信講座で芸能人がいろんな資格にチャレンジしたりしてるが、看護師の資格はちょと無理。
石原さとみがどこまで本気なのかわからんが、彼女なりにヴィジョンがあるんだろう。
「もし芸能界を干されたら、分からないから…」を額面通り受けて批判するのはどうなんだろう。
言葉狩りも怖いし、差別意識も怖い。そして何より、正義の代弁者が一番怖いなぁ。
資生堂の化粧品ブランド「インテグレート」のCMに対し「女性差別」「セクハラ」との批判をしたやつもそう。
25歳の誕生日を迎えた主人公が同性の友人に、
「今日からあんたは女の子じゃない」
「もうチヤホヤされないし、ほめてもくれない」
「カワイイという武器はもはやこの手にはない」
と言われ
「なんか、燃えてきた...」と決意する。
このCMのどこが差別だったりセクハラなのかわからんが、ひねくれて歪んだ奴らからしたらそう見れるんだろう。
第二弾の
「頑張っている様子が顔に出ているうちは、プロじゃない」
も同様に騒がれた。
炎上商法ってのもあるが、今回は違うみたいだ。本気で騒いでる人がいるらしいから怖い。
まだまだ増え続けるのかな?弱者代弁者。被害妄想者。被差別意識過剰者。
平等教育の副作用が産んだクレーマーなのかね。
ある番組でのトークでこう言ったら、早速非難轟々。
「看護師って職業をなめるな」
とか
「女優の片手間にできるもんじゃない」
とか
「実際の看護師の仕事のハードさを知らないから言えるんだ」
って。
もしこれらが本当の看護師や医療関係の人が言ってるのならまだわかる。
でも多分こんなことSNSなんかでつぶやいてる人って、多分看護師でもなんでもないんだろうな。
だって本当の看護師なら
「本気で看護師になりたいのなら歓迎!でも大変だよ」
とか
「映画『風に立つライオン』でのアフリカの辺境で従事する看護師役演じてハマったか?」
とか言うだろう。俺は看護師じゃないからわからんけど。
それをなんもわざわざ
「この仕事をなめるな」
なんて言う必要もない。
もし本気でこんなことを言ってる看護師がいるとしたら
「私はこんな大変な仕事を頑張ってるんだよ」
と誇示したい人か、仕事でストレス溜まって
「気楽な女優って仕事してる人にはわからんだろうな」
と女優の仕事を逆に舐めてる人だろうな。
浮き沈みの激しい芸能界で生き残るのも大変なことだし、売れたら売れたで休みも無くハードなんだから。
だけど、華やかな世界に見える芸能界。
昔みたいに「苦節20年、みかん箱の上で歌ってようやく紅白に出場」とか「歌手になりたくてギター一本だけ持って夜行列車で東京に来た時、所持金が3千円だった」なんてのは聞かない。師匠のもとで小間使いとして修行してようやく高座に上がれたとか、付き人をしてようやくドラマにぽつぽつデレ始めたとか、オーディション何回も落ちてエキストラばっかりだったがようやく今回名前のついた役がもらえた、なんて話は聞かない。
「渋谷歩いてたらスカウトされて」
「母が勝手に書類送って」
などとトークする芸能人が多いから誤解が招かれる。
「やることがなく、なんとなく芸能界に入って、気がついたらもうベテランと呼ばれるようになりました」なんて人は謙遜してるだけだ。
ただなんとなく適当にやってるで通用するほどどの世界でも甘くない。
モデルあがりでちょっと美人だから起用、お馬鹿タレントとして起用、キワモノとして起用、そんなタレントはゴマンといるが、その中で生き残れる人は少数だ。
そんな芸能界の彼女彼らからしてみれば、
「資格を持ってる人」「手に職を持ってる人」「安定した給料がもらえる勤め人」
は憧れだろう。
女優や歌手には資格はないもんな。安定もない。
逆にその資格所持者や職人たちからしてみれば
「いいなぁ華やかな世界で」
は思ったとしても
「女優くらいなら私でもなれる」
と勘違いしてる人は少ないだろう。まぁ100歩譲っているとしても少数だろう。
その人たちが
「女優のくせに我々の仕事をなめてる」
なんて言わんよ。
今クールのドラマで、石原さとみの役柄は校閲者だが、それを見て校閲者や出版関係者が
「校閲の仕事をなめてる」
とは言わんやろ。
なんか最近こういう人多いよね。
被害者妄想っていうのか、平等意識が高すぎて差別被害者のような発言する人。
実際に多いのかはわからんが、マスコミはこういう炎上ネタを探して拾うのが好きなのか、よく見かける。
以前もキャリアから無職になった女性がバスガイドになるドラマがあった。
主演の藤原紀香が番宣で「底辺にまで落ちた女性の復活劇を楽しんで」って言ってしまったから大騒ぎ。
「バスガイドは底辺の仕事かよ」
この場合はまだわかる。本職のバスガイドさんからしてみれば、藤原紀香のこの発言は、自分の仕事をなんかバカにされたような気がするからね。
悪気があったわけじゃないんだろうが、いい気はしない。
でもさ、このケースもバスガイド職についてる人やバス会社の人がクレーム入れたり騒いでたりしてたわけじゃないだろう。
多分騒いでたのは、その職業と全然関係ない人たち。
芸能人の発言やコメントに対し、もし本当にそのジャンルの本職の人間がクレームを入れるとしたら、よほど職業貴賎な発言かトンチンカンな的外れの場合だろう。
ホリエモンの
「寿司職人が10年も修行するのは馬鹿、愚の骨頂。数年でで技術も知識も習得できて独立できるはず。安い金で雇いたいから親方が教えないだけ」
なんて発言でさえ、寿司職人からクレームが入ったとは聞かない。
なぜなら本当の職人なら
「へぇ、そんな数年で簡単に独立して店が維持できるならすごいなぁ」
って思うだけで、馬鹿にされたとは思わないだろう。
「もし本当にできるなら見てみテェなぁ」
くらいじゃないかね。
これまた以前の話だが、広瀬すずがとんねるずの番組で
「何故青に人はその職業になろうと思ったのかを考えることがある」
って発言した時も大騒ぎ。
広瀬すずは、ボーとしてる時に人間観察しててそう思うんだそうだ。何故この人は電線を取り付ける仕事を選んだのか?って。それを木梨が「じゃぁあの人見てはどう思う?」って番組スタッフを指差して話し振ったから広瀬すずは「なんで照明を当てるとか、ケーブルを整理するとか、裏方の仕事を選んだのかなぁ」って答えた。
これに対しても「仕事をなめてる」って。「女優はそんなに偉いのか」「世間知らずもここまできたら笑える」だって。
バカかね。ただ「この職業になぜ就こうと思ったのか」って疑問に思ってるだけを、職業貴賎や差別発言にまで広げられるその被害者意識ってどうにかならないのか。
上から目線された。下に見られた。馬鹿にされた。
どんな仕事だって他人からそんな風に言われたり見られることあるだろう。
野球選手に「バット振ってりゃ金になるっていい仕事だ」とかサッカー選手に「球を蹴ってりゃいいなんて楽な仕事だ」などという人もいるだろう。
ダンサーだって、ガラス職人だって、声優だって、フィギュア模型士だって、認めてないのか、認めたくないのか。
妬みなら、自分の仕事に自信が持てないやつだろうな。だから他人の職業を貶めることで自分の仕事を卑下することを消す。
石原さとみの看護師の勉強してる発言も、
「『もし芸能界を干されたら、分からないから…』ってこんだけ売れてても不安なんだ」
ってくらいのことなんだけどなぁ。
覚せい剤で捕まった後「介護士目指す」って言いながらとっとと芸能界に戻ってきた酒井法子とか、義父の介護するって芸能界やめたくせに覚せい剤で捕まった高知東生とか、そんな奴らがいるせいで今回の石原さとみの発言も「点数稼ぎでしょ」とか「イメージアップ狙い?」って斜にとらえる人もいるんだろう。「軽い気持ちでやるなら続きっこないよ」「本気でなる気がないんだったら言わん方がいいよ」ってね。
ユーキャンの通信講座で芸能人がいろんな資格にチャレンジしたりしてるが、看護師の資格はちょと無理。
石原さとみがどこまで本気なのかわからんが、彼女なりにヴィジョンがあるんだろう。
「もし芸能界を干されたら、分からないから…」を額面通り受けて批判するのはどうなんだろう。
言葉狩りも怖いし、差別意識も怖い。そして何より、正義の代弁者が一番怖いなぁ。
資生堂の化粧品ブランド「インテグレート」のCMに対し「女性差別」「セクハラ」との批判をしたやつもそう。
25歳の誕生日を迎えた主人公が同性の友人に、
「今日からあんたは女の子じゃない」
「もうチヤホヤされないし、ほめてもくれない」
「カワイイという武器はもはやこの手にはない」
と言われ
「なんか、燃えてきた...」と決意する。
このCMのどこが差別だったりセクハラなのかわからんが、ひねくれて歪んだ奴らからしたらそう見れるんだろう。
第二弾の
「頑張っている様子が顔に出ているうちは、プロじゃない」
も同様に騒がれた。
炎上商法ってのもあるが、今回は違うみたいだ。本気で騒いでる人がいるらしいから怖い。
まだまだ増え続けるのかな?弱者代弁者。被害妄想者。被差別意識過剰者。
平等教育の副作用が産んだクレーマーなのかね。
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