手軽で便利で美味しい。クノールのカップスープ。
雪の降るような寒日の朝、湯気の立ったスープをひと口飲んでホッとする。
そんなCMに騙されたわけじゃないが、コーンスープやポタージュスープを朝飯代わりとかいうひとは多い。
日本はもともとスープを飲む習慣がある国。味噌汁は世界から見れば日本のスープだ。朝ご飯は食べれなくても「味噌汁は飲んで行きなさい」なんてのも定番だ。
でも、最近はシジミの味噌汁や、赤だしなんかを飲む人は減ってるみたい。
ましてやちゃんと昆布やいりこ、鰹節で出汁をとった味噌汁なんて、どんどん絶滅危惧種のように減ってる。味噌の販売コーナーもインスタント味噌汁、カップ味噌汁に追いやられてる。
カップスープってのも今まで気にしてなかったが、インスタントや粉末が当たり前だと思ってた。
海外のスープは自分で作ろうと思うと膨大な量の材料と時間がいる。味噌汁の基本になる昆布とかつお節自体が膨大な時間と手間をかけられて作られたものだから、味噌汁を作るのはさほど時間もかからないし手間もかからない。海外のスープはスープの基本のブイヨンを作るだけでも大変だ。一度チャレンジしたがもう二度と作らない。
牛や鳥などの材料を水から煮てアクを取り、人参や玉ねぎなどの野菜とニンニク、ハーブなどの香草などを入れこまめにアクを取って、4時間くらい煮込んでやっとブイヨンが出来上がる。この時点でマギーブイヨンの偉大さを知る。
さらにコンソメを作ろうとしたら大変だ。肉と野菜類と卵の白身を競り合わせ、ブイヨンを混ぜながら煮る。徐々に加えていくのが面倒臭いしそのまま沸騰させないように2時間近く煮るのも大変。鍋から離れられない。で、出来上がったコンソメを漉して脂をとって完成。ミシュランの星を取るレストランでなければこんなことやってられない。しかも量が多い。少量が作れないのよ。
それがインスタントのカップスープならお湯を注ぐだけで美味しいコンソメスープが出来上がる。
クノールのコンソメスープはオニオンとチキンと二種類が出てるが、どちらも美味しい。
でも俺はJALとかANAの航空会社のビーフコンソメスープが大好き。国内線に乗ったら必ず飲む。コーヒーよりコンソメスープ。同乗者に驚かれるが、俺はこれが好きなんだからほっといてくれ。家庭用も販売してるから家にストックしてる。こいつは朝より飲みすぎた夜などに効く。胡椒をちょっと入れても美味い。コストパフォーマンスはクノールどころではない。一袋あたり50円しないんじゃないかな?
自分で作る材料費と手間と労力と時間を考えたらこれはかなりお安い。俺からしてみたら他のインスタントカップ味噌汁とかカップスープの値段が高すぎる気がするんだけでね。
クノールカップスープの販売元の味の素が、29品を4月1日から4~8%値上げすると発表した。
円安により、輸入しているコーンパウダーや乾燥具材の原材料コストが上昇したためだそうだ。
世界的にダブついてるコーンの加工品、パウダーが値上がりってのはちょっと解せないが、今まであの値段でこの味をキープしてくれてたのは評価すべきだろう。
味の素といえば化学調味料の代名詞。
今では「うま味調味料」って呼び名に変わってるが、本質は何も変わってない。浮浪者を路上生活者と呼ぼうが、パチンコ屋をパーラー、喫茶店をカフェと呼ぶのと一緒。
こいつをかけるとなんでも美味しくなると思わされてた。あの太宰治もこの味の素が大好きでなんでもかけてたらしい。
子供の頃の俺も豆腐にも卵かけ御飯にも何でもかんでもかけてた。ハイミーってのもあったな。
ある時、ちゃんと昆布とかつお節だけで出汁をとった吸い物を飲んで、「美味い」と思ってからこのうま味調味料とやらは一切かけなくなった。
今では家の調理場にも置いてないし、定食屋や居酒屋でかけることもない。
こいつをかけると旨味は増したような気がするが、何を食べても同じ味になるのが欠点だからだ。
別に化学調味料を否定する気はない。手軽で便利で美味しさが増す。こんな万能調味料は他にはないだろう。
あえてパッケージに「保存料やうま味調味料は使用しておりません」とか「添加物無添加」とか書いてる商品が増えた。だけど裏の原材料名みたら、ステビアとか昆布エキスとかアミノ酸化合物とかクエン酸とか書いてあったりする。それは、化学調味料と何が違うんだい?って思ってしまう。
以前クックパットに「化学調味料一切不使用の肉じゃが簡単レシピ」ってあって、何気に見てたら調理の手順の最後に「味の素を一振り」って書いてあってびっくりした。多分これを掲載した人は、化学調味料の意味がわかってなかったんだろうね。ほんだしとかめんつゆと同じ感覚なんだろうね。
実際今の日本国民の食生活は、このうま味調味料に慣らされた舌によってできてるから、本当に真っ当に入れずに作った商品って売れないらしい。
味が薄い。美味しくないってね。漬物も塩や糠床だけで発酵させて作ったら、色が汚いとか、匂いがきついって売れないらしい。
自分の家では使わないからか、最近外食で食うものに困る。解析や割烹が常に食べられる身分なら、化学調味料が入ってない食事が取れるんだろうが、そこら辺の店じゃこいつが入ってないところを探すのは大変だ。だkら、なるべく昼の外食はラーメンか中華料理屋、定食屋とかを選んでしまう。ここなら化学調味料いくら入っててもOK.違和感なく食べれます。昔から入ってるから慣れてしまってる。入ってないとあれ?って思ってしまう。でもそんな良心的な素材の味で勝負!みたいないい店はすぐ潰れたりするのよね。悲しいことに。
オーガニックなカフェとかはもっと嫌い。健康とか自然を謳い文句にしてるけど、高い割には美味しくないんだもの。あいつら素材の良さに溺れて料理や調理をないがしろにしてないか?結局塩や胡椒を追加してなんとか及第点って感じだもの。自然を愛してます。俺たちロハスでしょって態度もポリシーもヘドが出るくらい嫌いだから、ランチョとかで誘われない限り自分から行くことはない。
そんなロハスだ、スローフーズだの言わなくたって、かぼちゃやジャガイモのポタージュくらいは簡単に作れる。フードプロセッサーという便利なグッズのおかげでね。
材料を細かく刻んで煮て、柔らかくなったらプロセッサーでポタージュ状に。それを塩胡椒で味付けして生クリームを混ぜれば出来上がり。
牛乳で煮込んだら旨いとか、コーンの缶詰を使うと便利だとかも聞くが、調理の手間と後片付けを考えたら二度と作る気がしません。
クノールの粉末をカップに注いでかきまぜたら出来上がり。化学調味料が入ってようが、わけのわからん添加物がいっぱい入ってようが、勘違いしたオーガニックカフェのスープよりこちらの方が簡単で便利で美味しい。ザマアミロ。
トムヤムクン、クラムチャウダー、ボルシチ、ブイヤベース、世界各国にスープはいろいろあるが、いろいろ飲んだが毎回思うことがある。
具が邪魔だ。
スープの具材って、すでに出汁に養分を吸い取られてしまってると思ってるから、具を食べるよりスープをもっと飲みたいんだって思ってしまう。
そう、俺は具があまり好きじゃない。
スープは汁だけ飲みたいんだ。
だからコンソメスープが好きなんだ。あれには具が入っていない。すべて溶け込んでしまってる。クリームスープもクルトンくらいは全然OK。コーンスープもコーンは10粒までだな。
味噌汁でも芋とか大根がゴロゴロ入ってると腹がたつ。ミツバがちょこっと浮いてるシンプルな赤だしが寿司屋ではありがたい。ラーメンのスープも邪魔されたくないから、結構「具抜きで」って注文することも多いし、うどん屋でも素うどんが好きだ。
ビーフシチューは肉の塊2-3個でいい。クリームシチューでジャガイモとか玉ねぎとか人参がゴロゴロ入ってるのは苦手。カレーも具材が溶けてしまってシャバシャバなのが好き。具が食べたければカツやエビフライをトッピングした方が美味しい。
こんな俺にクノールのラインナップはかなり嬉しい。申し訳程度にしか入ってない具。
カップじゃないがレトルトのフカヒレスープの素とかは、我が家お手製天津飯や焼き飯の餡に使えたりして便利。
駄菓子屋で育った俺がグルメな舌を持ってるわけがないから、これはこれでよし。
クノール、これからも頑張ってくれ。
雪の降るような寒日の朝、湯気の立ったスープをひと口飲んでホッとする。
そんなCMに騙されたわけじゃないが、コーンスープやポタージュスープを朝飯代わりとかいうひとは多い。
日本はもともとスープを飲む習慣がある国。味噌汁は世界から見れば日本のスープだ。朝ご飯は食べれなくても「味噌汁は飲んで行きなさい」なんてのも定番だ。
でも、最近はシジミの味噌汁や、赤だしなんかを飲む人は減ってるみたい。
ましてやちゃんと昆布やいりこ、鰹節で出汁をとった味噌汁なんて、どんどん絶滅危惧種のように減ってる。味噌の販売コーナーもインスタント味噌汁、カップ味噌汁に追いやられてる。
カップスープってのも今まで気にしてなかったが、インスタントや粉末が当たり前だと思ってた。
海外のスープは自分で作ろうと思うと膨大な量の材料と時間がいる。味噌汁の基本になる昆布とかつお節自体が膨大な時間と手間をかけられて作られたものだから、味噌汁を作るのはさほど時間もかからないし手間もかからない。海外のスープはスープの基本のブイヨンを作るだけでも大変だ。一度チャレンジしたがもう二度と作らない。
牛や鳥などの材料を水から煮てアクを取り、人参や玉ねぎなどの野菜とニンニク、ハーブなどの香草などを入れこまめにアクを取って、4時間くらい煮込んでやっとブイヨンが出来上がる。この時点でマギーブイヨンの偉大さを知る。
さらにコンソメを作ろうとしたら大変だ。肉と野菜類と卵の白身を競り合わせ、ブイヨンを混ぜながら煮る。徐々に加えていくのが面倒臭いしそのまま沸騰させないように2時間近く煮るのも大変。鍋から離れられない。で、出来上がったコンソメを漉して脂をとって完成。ミシュランの星を取るレストランでなければこんなことやってられない。しかも量が多い。少量が作れないのよ。
それがインスタントのカップスープならお湯を注ぐだけで美味しいコンソメスープが出来上がる。
クノールのコンソメスープはオニオンとチキンと二種類が出てるが、どちらも美味しい。
でも俺はJALとかANAの航空会社のビーフコンソメスープが大好き。国内線に乗ったら必ず飲む。コーヒーよりコンソメスープ。同乗者に驚かれるが、俺はこれが好きなんだからほっといてくれ。家庭用も販売してるから家にストックしてる。こいつは朝より飲みすぎた夜などに効く。胡椒をちょっと入れても美味い。コストパフォーマンスはクノールどころではない。一袋あたり50円しないんじゃないかな?
自分で作る材料費と手間と労力と時間を考えたらこれはかなりお安い。俺からしてみたら他のインスタントカップ味噌汁とかカップスープの値段が高すぎる気がするんだけでね。
クノールカップスープの販売元の味の素が、29品を4月1日から4~8%値上げすると発表した。
円安により、輸入しているコーンパウダーや乾燥具材の原材料コストが上昇したためだそうだ。
世界的にダブついてるコーンの加工品、パウダーが値上がりってのはちょっと解せないが、今まであの値段でこの味をキープしてくれてたのは評価すべきだろう。
味の素といえば化学調味料の代名詞。
今では「うま味調味料」って呼び名に変わってるが、本質は何も変わってない。浮浪者を路上生活者と呼ぼうが、パチンコ屋をパーラー、喫茶店をカフェと呼ぶのと一緒。
こいつをかけるとなんでも美味しくなると思わされてた。あの太宰治もこの味の素が大好きでなんでもかけてたらしい。
子供の頃の俺も豆腐にも卵かけ御飯にも何でもかんでもかけてた。ハイミーってのもあったな。
ある時、ちゃんと昆布とかつお節だけで出汁をとった吸い物を飲んで、「美味い」と思ってからこのうま味調味料とやらは一切かけなくなった。
今では家の調理場にも置いてないし、定食屋や居酒屋でかけることもない。
こいつをかけると旨味は増したような気がするが、何を食べても同じ味になるのが欠点だからだ。
別に化学調味料を否定する気はない。手軽で便利で美味しさが増す。こんな万能調味料は他にはないだろう。
あえてパッケージに「保存料やうま味調味料は使用しておりません」とか「添加物無添加」とか書いてる商品が増えた。だけど裏の原材料名みたら、ステビアとか昆布エキスとかアミノ酸化合物とかクエン酸とか書いてあったりする。それは、化学調味料と何が違うんだい?って思ってしまう。
以前クックパットに「化学調味料一切不使用の肉じゃが簡単レシピ」ってあって、何気に見てたら調理の手順の最後に「味の素を一振り」って書いてあってびっくりした。多分これを掲載した人は、化学調味料の意味がわかってなかったんだろうね。ほんだしとかめんつゆと同じ感覚なんだろうね。
実際今の日本国民の食生活は、このうま味調味料に慣らされた舌によってできてるから、本当に真っ当に入れずに作った商品って売れないらしい。
味が薄い。美味しくないってね。漬物も塩や糠床だけで発酵させて作ったら、色が汚いとか、匂いがきついって売れないらしい。
自分の家では使わないからか、最近外食で食うものに困る。解析や割烹が常に食べられる身分なら、化学調味料が入ってない食事が取れるんだろうが、そこら辺の店じゃこいつが入ってないところを探すのは大変だ。だkら、なるべく昼の外食はラーメンか中華料理屋、定食屋とかを選んでしまう。ここなら化学調味料いくら入っててもOK.違和感なく食べれます。昔から入ってるから慣れてしまってる。入ってないとあれ?って思ってしまう。でもそんな良心的な素材の味で勝負!みたいないい店はすぐ潰れたりするのよね。悲しいことに。
オーガニックなカフェとかはもっと嫌い。健康とか自然を謳い文句にしてるけど、高い割には美味しくないんだもの。あいつら素材の良さに溺れて料理や調理をないがしろにしてないか?結局塩や胡椒を追加してなんとか及第点って感じだもの。自然を愛してます。俺たちロハスでしょって態度もポリシーもヘドが出るくらい嫌いだから、ランチョとかで誘われない限り自分から行くことはない。
そんなロハスだ、スローフーズだの言わなくたって、かぼちゃやジャガイモのポタージュくらいは簡単に作れる。フードプロセッサーという便利なグッズのおかげでね。
材料を細かく刻んで煮て、柔らかくなったらプロセッサーでポタージュ状に。それを塩胡椒で味付けして生クリームを混ぜれば出来上がり。
牛乳で煮込んだら旨いとか、コーンの缶詰を使うと便利だとかも聞くが、調理の手間と後片付けを考えたら二度と作る気がしません。
クノールの粉末をカップに注いでかきまぜたら出来上がり。化学調味料が入ってようが、わけのわからん添加物がいっぱい入ってようが、勘違いしたオーガニックカフェのスープよりこちらの方が簡単で便利で美味しい。ザマアミロ。
トムヤムクン、クラムチャウダー、ボルシチ、ブイヤベース、世界各国にスープはいろいろあるが、いろいろ飲んだが毎回思うことがある。
具が邪魔だ。
スープの具材って、すでに出汁に養分を吸い取られてしまってると思ってるから、具を食べるよりスープをもっと飲みたいんだって思ってしまう。
そう、俺は具があまり好きじゃない。
スープは汁だけ飲みたいんだ。
だからコンソメスープが好きなんだ。あれには具が入っていない。すべて溶け込んでしまってる。クリームスープもクルトンくらいは全然OK。コーンスープもコーンは10粒までだな。
味噌汁でも芋とか大根がゴロゴロ入ってると腹がたつ。ミツバがちょこっと浮いてるシンプルな赤だしが寿司屋ではありがたい。ラーメンのスープも邪魔されたくないから、結構「具抜きで」って注文することも多いし、うどん屋でも素うどんが好きだ。
ビーフシチューは肉の塊2-3個でいい。クリームシチューでジャガイモとか玉ねぎとか人参がゴロゴロ入ってるのは苦手。カレーも具材が溶けてしまってシャバシャバなのが好き。具が食べたければカツやエビフライをトッピングした方が美味しい。
こんな俺にクノールのラインナップはかなり嬉しい。申し訳程度にしか入ってない具。
カップじゃないがレトルトのフカヒレスープの素とかは、我が家お手製天津飯や焼き飯の餡に使えたりして便利。
駄菓子屋で育った俺がグルメな舌を持ってるわけがないから、これはこれでよし。
クノール、これからも頑張ってくれ。
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