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バーボングラス片手のロックな毎日

セブン&アイと地元スーパーの提携

2015-03-22 18:40:58 | FOOD&DRINK
セブン&アイホールディングス。
セブンイレブンとイトーヨーカドーを傘下に持つセブングループは今、色々な地域の地元スーパーと提携をはじめてるらしい。北海道が地盤のダイイチには30%出資、岡山の天満屋ストアには20%出資といった感じで資本提携をしてる。
競合するんじゃなくて提携。とてもいい事だと思う。

今回セブン&アイと提携する事になった万代は関西中心のスーパーだ。実は昔バイトした事がある。あの頃は万代百貨店って名前だったが。
万代(mandai)は魚が安い。鯨も置いてる。そして牛肉はトレーサビリティも出来る。
トレーサビリティとは、最近使われ始めた合成語で、その商品がお客様の手元に届くまでの過程を追跡出来るシステム。牛個体識別番号・ロット番号検索サービスで、国産牛肉を10桁の個体識別番号より検索し、その肉の情報を表示・閲覧できるようになっている。まぁ検索する事なんて殆どしないんだけど、それだけ安全な肉だって事だ。輸入牛を国産と偽ってたら絶対出来ないシステムだ。

スーパーマーケットは時間さえあれば日本全国色々な場所で必ず立ち寄るようにしてる。やっぱい生活に密着してる所だから、スーパーを見れば何となく風土がわかる気がするし。地方都市のスーパーマーケットは、意外なものや珍しいものが当たり前のように並んでたり、魚なんかも地元の名前で並んでたりして楽しい。
買い物をせずに眺めてるだけでも楽しい。美味しそうな魚、特に大阪では見かけない魚や信じられないくらい安い値段で売ってる地元の魚なんかを見つけたら、買いたいんだけど生魚は買っても調理するすべもないから、いつも悔しい思いをするんだが。

地方都市のコンビニエンスストアも置いてある本や陳列してるお菓子や飲み物なんかが微妙に色々違って楽しい。ついつい衝動買いをしてしまう。九州で「ポテトチップス関西だし醤油味」なんて見つけてしまうと、「なんでやねん」って突っ込んだりしてね。
カップラーメンとかも地方によって味が微妙に違うからついつい買ってしまう。(よく見たらWとかEとか書いてあるよ)関東の日清どん兵衛は汁が真っ黒で楽しい。(関西は昆布出汁の薄い色だ) 東北のコンビニで「芋煮会セット」とか、北海道のコンビニで「ジンギス汗用アルミ鍋」ってのが普通に売ってあるのを見ると嬉しくなったりする。
関西ではローソン、ファミマ、セブンイレブンがあちこちにあるが、地方では「タイムリー」だったり「ポプラ」だったり。
そういやファミマも最近サークルKサンクスと提携(合併?)決まったな。

そのうちスーパーやコンビニ界も銀行のように提携や合併・吸収を繰り返し、長い名前になってしまうのかな。
使うカードも統一してくれると財布が軽くなっていいんだが。nanaco、Ponta、T-ポイント、イオンカード、ファミマカード・・・。何枚個の手のカードが財布に入っていることやら。

ただ、地方都市でもローカルな場所に行けば、コンビニが泊まってるホテルの近所になかったりする。「あー、コンビニならこの道真っ直ぐ行ったところにあるよ」と言われたので歩いて行ったら2km以上歩かされた事もある。(帰りも2km以上歩いて戻ったよ。タクシー走ってないんだもの)地方都市ほど大きなスーパー(イオンとか)が国道沿いにある。家電量販店等とかと一緒になったような巨大な商業施設になってる。そんな所が増えた。(宮崎のフェニックスホテルの周りには何もない。車で行けるなら大きな商業施設があったが)

大型スーパーの出店のその反面、駅前には何もなかったりする。寂れてしまったシャッター商店街もよく見かける。町の魚屋や肉屋、文房具屋、花屋、総菜屋、電気屋が消えていってる現状もよく聞く。ちょっと哀しいね。
買い物難民も増えてるって言うし。足腰が弱ってきた老人は車がなければ買い物に行けないって事も出てきてるし。
これからの高齢化社会、ここらへんも対策を練らないといけないよね。




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