救いようの無い馬鹿2 上西小百合

維新の党と大阪維新の会から除名処分を受けた上西小百合衆院議員。
よせばいいのに報道各社へ弁明まがいの文書を送付した。

この人はなんか勘違いしてるよね。
国会を休んだ理由とかなんてどうでもいい事なのよ。
病気で欠席したのに大阪に移動して3軒も飲み屋はしごして、翌々日には京都宮津へ行った事が不透明なのよ。
そりゃ、言い分あるだろう。先輩政治家から前々から言われてた誘いだったとか、断りきれないとか。
宮津に行ったのだって世話になってる有力者から「蟹の最後だよ」とか言われてたのかもしれない。
秘書が暴言を吐いた件だって、大阪では日常会話でしかない。

でもね、そんなことはどうでもいいのよ。不透明な行動に対する対処の仕方が不味いのよ。
有権者に選ばれた議員として、所属政党議員としてふさわしいかふさわしくないか。ただそれだけなの。
周りにどんだけ今回迷惑かけたなんてこの人は思っちゃいない。
ただ、嘘とでっち上げの報道された悲劇の主人公を演じてる。

そんなスキャンダルまがいのでっち上げなんてどの政治家でもあるのよ。
その時の対処とけじめと禊、そのあとの行動で支援者は又バックアップしてくれるのよ。
この人はそれがよくわかってないんだろう。わかってたら橋下代表が「一度辞職して又復活したら？」とのせっかくの誘いを断る訳ないからね。

政治家のスキャンダルはマスコミが好きなネタだ。権力者の実態を暴いたような気がするからだろう。ジャーナリズムの名の下に、かなり重箱の隅でもつつかなければ出てこない内容から、パパラッチでもしてなきゃ撮れないような画像が公開されてきた。

中川郁子議員が路上で同僚議員とキスをしてた。モラルがどうのといっても大した問題じゃない。マスコミも元財務相の中川昭一氏を追い込んで自殺迄追いやった経緯があるから深追いはしなかった。
橋本聖子議員がスケーターの高橋選手とキスしても、先輩後輩だからねぇって結局納めてもらえたのか。
不透明な政治資金の流用が問題になって一時は辞職した小渕優子議員が何故復活当選できたのか。
同じく元首相を父に持ち、盤石な地元支援を持っていたはずの田中眞紀子は何故落選したのか。
阪神大震災の際自身や党のプライドで自衛隊を要請できなかった土井たか子が何故復活できなかったのか。
鈴木宗男氏と相打ちの形で一時失脚した辻元清美議員が何故復活できたのか。

上西議員は次の選挙迄に考えて行動した方がいい。
選挙で落ちれば議員なんてただの人でしかないんやから。
まぁ鳩山みたいにただの人のクセしてクリミア行って騒動起こして平気な顔してたり、
村山みたいに首相時代ろくな政治してないくせに中国のイベントに呼ばれて浮かれてる馬鹿もいるけどね。

「元」なんて肩書きは今の日本ではあんまり役に立たないよ。
元AKB48、元読売巨人軍、元議員・・・、同じようなレベルで今は役に立たない肩書きだ。