真っ赤な夕日だったのに
スーパーで買物を終えて外に出た途端、目の前の建物の間から
真っ赤な空が見えた!綺麗な夕日だッと海を目指して車を走らせた
赤く染まっていた空が刻一刻と低くなりダンダンと小さくなっていく
あぁ~もう間に合わないのか残念、でも行くだけ行ってみようっ!
心は焦りまくり。海に着いた時には残照と成っていたガックリ
思い切れず、ここはダメでも未だドコかにないかと焦りながら
グルグル辺りを探し回るが益々薄暗くなって来る。橋にさしかかると
かすか~に薄赤紫色が見えた。嬉しかった。撮りたかった!
最近急に写真に惹かれだして自分でも変だな~なんで私が?
本当のカメラなんて触った事も、興味も無かったのに唯一
子供の成長を写したのは、バカチョンカメラだったし、孫は
写るんですよだった。それ位のもの。ヒトカケラノ感性もナシ
下手くそなのに、撮りたい撮りたいと思うのが不思議でならない
この焦りまくって撮った写真がタマタマ、コレ良いんじゃない
と言って貰えた、嬉しかった!その日は亡き息子の月命日で
阿弥陀さまにご報告申している内にハット気が付いたのです
亡き息子は中学一年生になった時からカメラにハマッテイマシタ
私が御仏様の前で何時までもメソメソしてないで僕の好きだった
カメラを続けていって欲しいと後押ししてくれているんだわ。と
気付きました。そうでないと可笑しいもの、こんなおばあになって
から突然撮ることに興味を持つなんて、不思議だと感じていた
事が漸く合点が行き、御仏様の前で何時までもメソメソせずに
シッカリ生き抜くんだぞとの、御心の賜物と受けとらせて頂き嬉しくて
有り難くて有り難くて能無しの私なのに、取り得が無くとも撮り続け
精進しようと思ったのです。
動機やきっかけは中々出来ない事と、素晴らしいです。 良い写真撮りまくって下さい。