高岡市伏木 浄土真宗本願寺派
雲龍山 勝 興 寺 さんに
本願寺八世蓮如上人開基 順徳天皇勅願所
加賀藩とも縁が深く,勝興寺住職より還俗して、
加賀藩主第十一代を継いだ、前田治脩が支援す
氷見での「いとこ会」の帰り道、是非寄って
いきたい処、十七年前、同じ氷見で「いとこ会」
の帰路、いとこの一人が案内してくれて参詣し
ご住職にお経をあげて頂いたご縁があった事と
その時の第一印象が映画で見た「羅生門」とまでは
行かないにしても雨もビシャビシャ降っていたせいか
あの時代劇を思わせました。
こんな立派な大寺が見るも哀れな荒廃振りに
唖然とした上に、人ッ気が全然無く陰気に
静まり返っていて聞こえる物は大屋根から流れ落ちる
雨が縄のれんの様に幾筋も滝のように落ち跳ね返る
音ばかりでした。あれから?……
平成十年度から約二十ヵ年計画で保存修理事業に
とりかかって現在は本堂の修復が完工された
ニュースになりました
あの荒れ寺がどのように変貌したのか確かめたくて
帰路寄ろう!皆それぞれに一度拝観しよう
百聞は一見にしかずと言わぬばかりに。
先ず唐門をくぐると拝観料受付所と隣接して
お手洗所と新設されていた以前と違い
拝観料入用となりました。
本堂は例えれば、墨汁の世界から
日光東照宮に似たカラーの世界へ
実ならずの銀杏