不自由だなと思った

それはそうと近所を散歩しておりまして、前方から可愛らしい幼稚園児が三人トコリトコリと歩いて来ました。その中の一人を見て俺は連れ合いに言ったワケです、「黒くてか～わいぃ」
言った後に猛烈な違和感を感じ「いや、他意は無いよ」と付け足しました。
そう、黒人の子供だったんだけど、まん丸アフロでちっちゃくて肌の色もとってもキュートだったワケで、それ以上の意味は無く「黒くてか～わいぃ」なのだが、ビミョーだなと思う人はメディア、マスコミによる自主規制やらの留まる事ないヒステリーさが感覚に染み込んでしまったんだろうね。
なんとなく言ってはダメみたいな。足長いね、掘り深いね、色黒いね、感想だよなぁ。
ちびくろサンボなんかも楽しいお話だったなぁ。アレ読んで怒る黒人って本当にいるのかなぁ。過敏過ぎやしないかね、それを言うなら黄色人種って言い方どうかなって思うよ、別に黄色くねっつの。
こないだテレビでどっかの田舎のじぃちゃんがインタビューされてて「うちのはねぇ～」なんてくだりで字幕には集落って直されてたりしてビックリしたなぁ。それこそ差別的だと思っちゃうけどね。
土方や百姓も差別用語なんだって、百姓なんてのは一人で百人分の仕事が出来る人って言う偉い意味なのに。肌色ってクレヨンもないんだよね。
ご存知の方もいるだろう、俺は非常に言葉が足らなかったり変な言い回しでよくよく真意が人に伝わり難い事がある。
気をつけて喋らなければと思えば思う程本質から逸れた話になってたりするのだ。そういうワケでやはり誤解を招く天才である某ジャズドラマーとは何年かに一度大喧嘩をする事がある。大体俺が先にぶちギレ、大体俺が先に謝るのである。ん、このパターンは誰かに似てるな。
さておき「黒くてか～わいぃ」は空気としてどうなんだろう、マナーとしてどうなんだろう。その言葉が本人に聞こえたとしたら傷つくのだろうか。
言った後になんとなくビミョーに引っ掛かかってる事自体が失礼なのか。
自主規制の風潮に毒されきれてない俺は申し訳なくそんな事を考えてみたよ。