Winならば、Duet displayを使うと、ケーブル一本で iPadを拡張モニタとして使うことができる。
同様のことがUbuntuでもできないかと考えていたが、Deskreenと言うソフトがあることを知った。
HDMI仮想ディスプレイアダプタ(DTECH)があると良いと説明されているので購入した。
Ubuntuではアダプタを取り付けると画面が壊れる、また動作が遅い。
Win10では問題なし。ハード障害ではないと言うことか。
Deskreenをインストールしたが動作が遅いし、画面が映らない。
Waylandと合わないのかも?と考え、Ubuntuのデスクトップをxorgに変更してみる。
(ログアウトすると、グリーター画面から変更することができる)
Deskreenの動作は軽くなった。
しかし、HDMIアダプタの動作は更に悪くなる。殆ど操作ができない。
DRM関連(Digital Rights Management)のエラーが出ているようだ。
xorgは、DTECHを知らないのかもしれない。
xorgに変更すれば、Deskreenは使えそうだが、仮想モニタが使えないとあまり意味がない。
同じデスクトップが映し出されるだけだ。
AmazonでVGA仮想アダプタを購入することを考えたが、「VKMS」と言うものを発見した。
どうやら、カーネルモジュールで仮想モニタを作成できるようだ。
「sudo modprobe vkms」これだけでOKだった。仮想モニタが出来ていて、様々な解像度を選択することができる。

取り外しは「sudo modprobe -r vkms」で行う。
(ログイン状態では「モジュールが使用中で外せない」と言われるので、ログアウトして仮想ターミナル(CTRL-ALT-F3など)から操作する)
vkmsとxorgとDeskreenの組み合わせでDuetdisplayと同様の機能が実現できた。