鹿島《少将》の航海日誌

改めてブログ作り直しました。
ヤマト関係を中心に、興味あるもの等をお届け。

宇宙戦艦ヤマト2205ー新たなる旅立ちー第十二話

2019-11-27 00:51:00 | 宇宙戦艦ヤマト:二次創作



二次創作
宇宙戦艦ヤマト2205ー新たなる旅立ちー

第十二話


地球を抜錨した宇宙戦艦ヤマトは、火星軌道上に到達、火星防空隊所属、山本玲を編隊長としたコスモタイガー・追撃隊24機と合流、収容を終わらせ、ワープに入った。
既に地球、抜錨時に篠原を編隊長としたコスモタイガー・雷撃隊24機を収容していた。
合計48機と大幅に収容数を増やした。
二度目の改修という事もあり、各パーツや機器類は小型化軽量された。
その為、空きスペースが増えた事により、格納数を増やす事が可能と成った。
そして、ヤマト航空隊としては、新たに篠原 弘樹少佐が航空隊隊長に就任した。
第一追撃隊編隊長は紅一点の山本 玲大尉。
第二追撃隊編隊長はヤマトの中では新人ではあるが、揚羽 武中尉。
第一雷撃隊編隊長は篠原 弘樹少佐が兼任する。
第二雷撃隊編隊長は沢村 翔中尉が勤める。
新卒の一般パイロットを除き、全員、二階級特進、ガミラス戦役時、抜錨前に艦長特権で一部のクルーは二階級特進その後、ガトランティス戦役後、戦死扱いされた古代 進は更に二階級特進し、中佐である。
古代をサポートする船務長:森 雪は少佐。航海長:島は少佐。機関長は山崎少佐。艦医を務める佐渡はガミラス戦役時同様に中佐相当の権限を持つ。
相原、太田、南部らにかんしては大尉に昇級、本来、大佐である元ヤマト副長が今回の航海から艦長を拝命し勤めるべきなのだが、真田本人は軍から政府機関への転属を望んでいる事や艦長職を辞退した為、階級は中佐であるが、今回の航海終了まで、古代に大佐相当の権限を与え、艦長(代理)とした。

そして古代はワープアウトと同時に、各部署の長を大展望室へ集め、イローゼを紹介した。

「・・・という訳で、自分が今回、航海が終了するまで艦長を務める。」

「紹介しよう。今回、我々のサポートをしてくれるイローゼだ。」



イローゼはイローゼなりに真田から云われた通り、ヤマトのクルーに"同化"する為、乗艦時とは異なる姿で現れ、紹介された。
これには古代も真田も面食らったようだった。

「イローゼには、主に佐渡先生のサポートをして貰う。」
「尚、彼女はアンドロイドである。」

「オオッ!!!」ざわつく大展望室。

「静かに。」
「我々の任務の一つは、このアンドロイドのイローゼをイスカンダルへ送り届ける事も含まれている。」
「彼女は事情があり、現在ヤマトに乗艦しているが、イスカンダル製のアンドロイドだ。」

「次のワープまで二時間。各部署は交代で休息を取れ。以上。」


ーオクトパス星団・暗黒ガス雲 最深部ー



【暗黒星団帝国軍 銀河方面先見隊旗艦・戦略戦闘惑星要塞艦ゴルバ】
※ゴルバ級・戦略戦闘艦
全長:12.000mもの超巨大な戦闘艦。
黒々とした金属の惑星要塞艦は暗黒ガス雲が渦巻く中、その不気味さを醸し出していた。



「イスカンダルだけで良かったのだが、ガミラスのオマケ付きか。」
「まぁ。良かろう。」
「軽く、遊んでやるとするか。」

「空間重魚雷、一番から四番、発射。」

イスカンダル星を追って、この宙域まで護衛のように随行して来たアベルト率いるネオ・ガミラス残存艦隊。
その艦隊に漆黒の闇に紛れ、忍び寄る重空間魚雷、四本。

新たな戦いの火蓋が切られた_。


第十三話へ
つづく。


この物語りは私設定が混ざった《宇宙戦艦ヤマト2205ー新たなる旅立ちー》の二次創作です。
使用している画像はイメージです。また一部、Ps版「宇宙戦艦ヤマト・ イスカンダルへの追憶」等の設定資料から引用。拾い画を使用しています。

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