春です。
中綿入りのジャケットを着て買い物に行ったら汗をかいてしまいました。
昨日DVD「遅死10.10」(←なんか言いたくなるよねアイノウ
でも言わんといて)と「音楽と人」がっ

届きました。
違う日に頼んだんだから、同じ日に届けないで下さい
小杉です。
濃ゆ過ぎですがな。
「遅死10.10」は、つか皆もうどうでもいいと思うんだけど、
書かないといられないので書きます。
テキトーに黙殺して下さい。
まず「遅死」の意味は、わかりません

2004年10月10日日比谷野外音楽堂での、
同タイトルのライブの模様をおさめたものです。
噂の照明は確かに暗い
顔は知ってる人なら判別できる、と言うぐらいのもの。
曲は21曲入っていてコレで3150円はお安いんじゃないでしょうか。
そしてかねてよりの懸案事項(ユーチューブ、ニコ動等でさんざん確認済み)
ボーカル&ギターの実力ですが(まあ求めてはいませんが)
想像よりさらにちょっとへろへろだったかな
ほんで五十嵐くんですが、やっぱかっこいいんだなこれが。
顔とかほとんど見えないんだけど、
歌も下手だしギターはあれだしさー。
話が戻るけどニコニコ動画って動画の上に見てる人が投稿した
コメントが出るのね。
それでシロップの動画で五十嵐くんのギターソロになると
皆「がんばれー」って打つのね。
「がんばれ」と皆に言われるギターソロ、あっ思わず五七五。
「遅死」以上

(どんなレビューですか)
「音楽と人」ですが、まあそう言わずに読んでいけ。
3万字だそうです。
写真は1枚、目を閉じています。
目を開いたらかっこいいのかも、と思わせる余地はあります。
「ロッキンオン」のすさんだルー大柴とはちょっと違う。
ちなみにこのルー大柴は私が認めたくないけど似てるわ、と
思って娘に言ったら「・・・似てる。お母さん好きなのこの人?」
としみじみ聞かれました。
そうなんすよねえ。
困ったもんだわ。
それで肝心のインタビューですが、とても面白かったです。
五十嵐くん暗いです。
壮絶に暗いですから
なんか泣いちゃいました

。
って最近やたらと泣くんですけど。
こっから長いし暗いのでめんどくさいので読んでて
飽きちゃったらどうかそこでやめてください。
コメントもしてくれなくて大丈夫(っいうのもおかしいけど)です。
昔、超ネガティブで人見知りで、
これから起きるかも知れないし、起きないかもしれない悪いことを
心配して何日も考え込み、そこから抜け出せない子供であった私は、
まことにもって孤独でありました。
私はアトピーが最悪な時、皮膚の角質(角層?)が再生しない状態、
つまり真皮が露出した状態(いわゆるズルむけ)になったことが
あります。
こういう時って部屋の中にいても空気の流れが分かるんです。
空気が動くと露出した真皮が痛いんです。
子供の頃の私の精神は常にそういう状況に置かれていました。
辛くない日はありませんでした。
あまりに辛かったので私は徐々に自分をガードするようになりました。
まあ自前のバリアをまとうようになったわけです。
このなかなか強力なバリアのお陰で、私はめったなことでは傷つかず、
機嫌が悪くなることもほとんどなくなりました。
その代わり震えるほどの感動や、舞い上がるような喜びなども
感じることはあまりなくなったような気がします。
いつも薄い膜に包まれているようなものだからなのでしょうか。
しかし、今私はとても幸せです。
毎日同じ刺激のない日々が大切です。
なにがあっても元の場所には戻りたくありません。
あの時は本当に辛かったからです。
長々と自分のことを書いてしまったのは、
五十嵐くんのインタビューを読んでいて、
彼は今もそういうところにいるんじゃないかなと思ったからです。
私がやみくもに抜け出して来た場所に彼はまだいる。
かっこつけて言うとそう思ったわけです。
強くならず、大人にならずに剥き出しのままで
おそらくずっとそこにいたんじゃないかと思います。
しかし、強烈な自分を持っているとも言えますよね。
34年も変わらずにいられないでしょう、普通。
そして、それは彼の創作のエネルギーでもあるだろうし。
五十嵐くんには音楽活動を続けていって欲しいし、
それもやはり表に立って表現する人でいて欲しいです。
それにはこの暗さは必要なものなのかもしれませんね。
それとは別に人間として幸せになって欲しいです。
こんなこと普通思わないけどね。
スピッツの草野さんに幸せになって欲しいとかさ。
だって幸せでしょう?私が祈らなくとも。
まあ、そういうわけでなかなか目が離せない人なのでした。
長々と読んでいただきありがとうございました。
でわっ。