地域情報発信会 会員のつぶやき

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歓喜寺所蔵の仏像を写真で紹介します/今後のHP掲載予定

2011-11-01 00:00:00 | 歴史情報

 今月の<HP> [ 歓喜寺の仏像 ] 紹介
 10月15日、16日は祗園や山本において、恒例の [秋祭り] が行なわれ、祇園の 「大年神社」では、”夜店” ”神楽奉納” ”御神輿” が出され盛大に挙行されました。
 同一場所にある 「歓喜寺」 は祭りの諸準備会場に使用されるために開寺されました。 そこで、それに併せ参拝すると同時に、お宮の世話役のご理解とご協力で同寺所蔵の 「仏像」 など、30体を超える写真の撮影と、ホームページでの紹介をご了承頂きました。
 実際に撮影してみて数の多さと様々な仏像があるのに驚きました。
大きさは 「御大師像」 が約1mで、他は殆どが30~50㎝の小形でした。 仏像類は移動させなかったので、制作者や制作時期は特定できませんが、広島市東区二葉の里の [ 明星院 ] の2住職の名前が記載された位牌がありましたので、そのごろの年代を知るべく、同寺を訪れ調査しました。 結果、天保12年(1841)没<高誡 住職>、 安政2年(1855)没<月瞳 住職> と没年が判り、奉納が概ねその年代の前後と考えても差し支えないのではないかと思います。また、このことからも「歓喜寺(感神院)」が [ 明星院 ] と深く係わりがあった事が実証できました。 仏像類は感神院(歓喜寺の前身)と安神社とが同一場所に併設されていた時代の江戸時代のものが主であると考えられます。
 また、仏像の腕から先が欠損したものが多数見うけられましたが、恐らく、明治維新時期の廃仏毀釈によるものではないかと考えられます。

来月以降の<HP> 掲載予定
 今迄、 <歴史情報> では地元、安芸武田氏の嫡流や傍流について多く取り上げました。
次回から近隣で同盟や臣下の関係があった可部の [熊谷氏]、八木の [香川氏]、安の [国重氏]、伴の [伴氏] について掲載しようと考えております。 引き続きご覧いただければ幸いです。

                             
                            K,N


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